神界政変を傍証する資料



本居宣長のセオリツヒ メ考


セオリツヒメとヤソマガツヒは同体か


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イザナギノミコトが黄泉の国から戻って、「上つ瀬は瀬弱し」と言い放ち、
中の瀬に下りたって禊祓いをして初めて誕生したのが、八十禍津日神であった。
何故、八十禍津日神が瀬織津姫なのかというと、「倭姫命世記」に
「荒祭宮一座、皇大神荒魂、伊邪那岐大神所生神、名は八十禍津日神也、一名瀬織津姫神是也」とある。
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また、本居宣長も同様に解釈していたようです。
ネット上にありました及川氏の記事から引用しましょう。

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 イザナギは黄泉からほうほうのていで戻りますが、その時、「たいへん汚い国に行ってきたから体を洗おう(「吾は御身の禊ぎ為む」)」と言い、「筑紫の日 向の橘の小門の阿波岐原」というところで体を洗います。このとき洗い流された黄泉の国の穢れから神様が生まれてきます。その名を「八十禍津日神(やそまが つひのかみ)」と言います。瀬織津姫と、この八十禍津日神とは早くから同じ神だと考えられていたようです。江戸時代に『古事記』を研究した学者の本居宣長 も『古事記伝』という本で、この二人の神様を同一の神としています。以下にその部分を引用します。
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於是詔之、「上瀬者瀬速。下瀬者瀬弱。」而、
(ココニ「カミツセハセバヤシ、シモツセハセヨワシ」トノリゴチタマヒテ、)
初於中瀬随迦豆伎而。 
(ハジメテナカツセニオリカヅキテ。)
滌時。
(ソソギタマウトキニ。)
所成坐神名。
(ナリマセルカミノミナハ。)
八十禍津日神【訓禍云摩賀、下效此】。
(ヤソマガツビノカミ。)
次大禍津日神。
(ツギニオオマガツビノカミ。)
此二神者。
(コノフタバシラハ。)
所到其穢繁國之時因汚垢而所成神之者也。
(カノキタナキシキグニゝイタリマシゝトキノケガレニヨリテナリマセルカミナリ。)
○随ノ字は降の誤リなるべし。(中略)中瀬爾淤理(ナカツセニオリ)と訓べし。書紀他田(ヲサダ)ノ宮の巻に、下ニ泊瀬中流-(オリヰテハツセノカハナカ ニ)などあるさまなり。大祓ノ詞に所謂(イハユ)る瀬織津比刀iセオリツヒメ)は比(コ)の故事(フルコト)もて称(タゝヘ)たる御名にて、瀬降(セオ リ)の意なり。【今此(コゝ)に大神の、穢を滌ぎ去(ステ)たまはむとして、瀬に降(オ)りたまふと、彼ノ神の大海原爾持出奈武とあると、全く同意なるを 思ふべし。猶よりどころあり。次の禍津日ノ神の處に云り。引合せ見よ。】
○八十禍津日ノ神(ヤソマガツビノカミ)、大禍津日神(オオマガツビノカミ)。禍(マガ)のことは次に云べし。津(ツ)は助辞、日(ビ)は濁る例にて【借 字なることはさらなり。】次の直毘(ナオビ)の毘(ビ)も同じ。此ノ辞の意は、産巣日(ムスビ)ノ神の下【傳三の十三葉】に云り。八十(ヤソ)は禍(マ ガ)の多きを云ヒ、大(オオ)は甚(ハナハタ)しきを云にや。書紀には大禍津日は無し。又の一書に大綾津日(オオアヤツビ)ノ神あり。【三代実録三十五 に、下野ノ國綾津比ノ神。】阿夜(アヤ)と麻賀(マガ)と同き由前(まへ)に云り。【傳五の三十四葉】遠ッ飛鳥ノ宮ノ段に、八十禍津日ノ前と云地ノ名あ り。【倭姫ノ命ノ世記に、荒祭ノ宮一座、皇大神の荒魂(アラミタマ)、伊邪那伎ノ大神の所生(ウミマセル)神、名ハ八十枉津日ノ神也、一(マタ)ノ名ハ瀬 織津比刀iセオリツヒメ)ノ神是れ也と云り。此書は偽書なれども、此神を皇大神の荒魂と云こと由あり。下に云べし。これらは古傳説ありてや云つらむ。また 瀬織津比唐ヘ此神の亦ノ名といへると、右にいへる考へと、引合わせて見べし。】さて世(ヨ)ノ間(ナカ)にあらゆる凶悪事邪曲事(アシキコトヨコサマナル コト)などは、みな元(モト)は此ノ禍津日ノ神の御霊(ミタマ)より起(オコ)るなり。其由は下に委く云べし。
(中略)
○因ノ字は、所到の上にある意に看(ミ)て、時之汚垢(トキノケガレ)とつゞけて心得べし。【此方の漢文章には、かゝることつねに多し。】文のまゝに看 (ミ)ては、いたくことたがへり。さて此(コゝ)の文(コトバ)をよく思ふべし。世ノ中の諸の禍害(マガコト)をなしたまふ禍津日ノ神は、もはら此ノ夜見 ノ國の穢より成坐るぞかし。あなかしこ\/。(本居宣長『古事記伝』「六之巻 神代四之巻(御身滌の段)」
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つまり、本居宣長は八十禍津日神は黄泉の国からけがれを運んでき て災いを起こす神様だから、邪神であり、おそるべきである(「あなかしこかしこ」)と言っ ているわけです。
同じ神が、一方で善神の瀬織津姫と呼ばれ、他方で邪神の八十禍津日神と呼ばれる。こんな矛盾したことがあるでしょうか? もちろんこのような両義性をもった神は世界中の神話にあらわれますし、文化人類学が対象とするものです。しかし、日本の神話上における「瀬織津姫/八十禍 津日神の両義性」の分析がなされているという話は、寡聞ながら聞いたことがありません。
 また、八十禍津日神はアマテラスの「荒魂(あらみたま)」であ るとされています。とうとう瀬織津姫はアマテラスともくっついてしまいました。日本の神様 の中で最も中心的な存在であるはずのアマテラスと瀬織津姫が同一であるとはどういうことでしょうか?
 これについては『中臣祓訓解』(鎌倉時代ごろ)という大祓詞の注釈書に、同様の内容が記載されています。
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瀬織津比盗_ 伊弉那尊ノ所化ノ神。名二八十枉日神一是也(ヤソマウツヒノカミト)。天照大神ノ荒魂(アラミサキヲ)號二荒祭ノ宮ト一。除二悪事ヲ一神也。随荒天子ハ焔 魔法王所化也。
『大祓詞註釈大成 上』「中臣祓訓解」(両部神道の立場から仏教の影響がある)
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 本居宣長の独断ではなく、古くから瀬織津姫はアマテラスの荒魂 であるという説が唱えられていたようです。
どうやら瀬織津姫という神様はとても複雑な性格を持った神様であるようなのです。

アヤとマガも同義

ここにホツマの段名称の「あや」も「まが(禍)」と同義語と推察され、いずれ禍事の元になるフィクションたりうることを作者自ら示唆していることになりま す。

古事記に八十禍津日と大禍津日が併せ載せられるも、
書紀には大禍津日は無し。又の一書に大綾津日(オオアヤツビ)ノ神あり。
あるいは、
【三代実録三十五 に、下野ノ國綾津比ノ神。】阿夜(アヤ)と麻賀(マガ)と同き由前(まへ)に云り。

また、瀬織が瀬降の意味なら、イザナギが罪穢を落 とす際に降 り立った中津瀬のことになり、八十禍津日を生み出す現場を示していることになります。ホツマ作者が解説するような、流れの早い渓流(上流)を意味するわけ ではありません。瀬織とは川が澱み濁りを作りつつ蛇行する様を言うと解釈されるので す
また、
八十禍津日は非常に長い禍々しい期間を意味します。本論で推理するよう、うお座の2000年という霊性逼塞の時代を指すものと思われま す。瀬織津姫が格上げされた中宮になるとの記述は、太陽がう お座にあたる(中る、会座する)ことを意味する占星学概念から採用されているのです。
カバラの伝搬者は、彼らの主張を庶民のわからないところに置きます。しかも、けっこう大事な場所に。
神話の中に置いてあるなどと、誰が考えるでしょう。そして、邪悪な伝搬者なら、そこにジョークやパロディを仕込んで、悪魔化するのです。
太陽神と12妃(星座)の伝承をパロディ化した秘密結社の秘密儀式・・・映画「アイズ・ワイド・シャット」より


ホツマ作者の良心 か
? 物語の随所に真相告白の文言を遺している


ホツマツタエの現代文訳は、こちらを参考にしています。うち、「天の巻」を解読に用いました。


それまで静穏だった神界において反乱が起きている

邪神および秘教組織は、クーデター成功後の隠蔽工作として、封印された神々の替え玉を立てて、あたかも健全に推移したごとく装いました。ホツマ神話は地上 界で の制作ですが、神世での歴史の隠蔽工作にあたります。

神世において庶民である八百万の神々は、何事もなかったかのごとく隠蔽され平静が装われた結果 の政局 に、何の疑義も持たなかったように描かれます。あるいは圧倒的な武力を背景にした邪神や悪徳旧臣官僚たちに恐れをなして、異議を差し挟めなかったのかも知 れません。

ホツマの神世史に載るハタレの反乱などは、後者の抵抗運動がなされた事跡の置き換え話だった感 もあり、六派もの反乱があった模様ですが、すべて反乱分子のしたこととして処断されました。そのときの替え玉の天照様の戦神ぶりは勇猛果敢に描かれていま す。正真の神々なら、その ような争い事にはならないものでしょう。インベーダー邪神の威を借りた偽神ゆえに武力鎮圧したというのが真相かと思われます。

戦において無慈悲になれる天照(偽者)と慈悲深いセオリツヒメの対象を顕著にすることによって、いずれ記紀に おける女神アマテラス登場に合理性を持たせていったのではないかと推測します。隠蔽のための改竄もここまで来れば後戻りは利かなかった模様です。


天照神の資質の低質化・・・天の神でも恋心はしきたりを超えて作用していいのか?

あや6
 どの姫達もそれぞれにお美しく聡明でしたが、その中でも生まれつき素直でお美しい一人の姫に天君はついに心を奪われてしまわれました。本来ならば 君たるもの、姫を迎えて品定めをする時は殿にいて殿前(トマエ)でお目通しするのがしきたりとなっていましたが、この時ばかりは自ら階段(キザハシ)をお 降りになり、姫の前に立たれて迎え入れたほどです。

韓流王朝時代劇「トンイ」にも、王が心奪われた 下層民の女性トンイへの特別な計らいとして出てきます。儒教思想のもと、しきたりが重視された折に、王の勇気ある行動が讃えられるのも、合理性豊かな現代 ならばのことです。古代においては、そのような革新的な行動は慎まれたはずなのですが。

特に神世で最初に模範を示すべき日の神にあるまじき粗相とさえ言えましょう。ホ ツ マによるなら、しきたりを超えてしまわれたことになります。12人も妃を持っていれば、各妃に対して配慮の上に配慮があって然るべきが、倫理観念の無い日 の 神天照様だったというそしりが生じることになるでしょう。

むろん、真伝では道理()から外れていたりはしなかったはずです。

神々の低質化を目論み、改革を切り出す秘教組織 ならではの、ものの道理を心得ない革新性が筋書きの改竄に現れているだけで、この稚拙な行動を天照男神の属性にすることによって、セオリツヒメの卓越性を 引き立たせてすらあります。

あや6
 この姫の名をサクナダリ・セオリツ姫ホノコと申します。さくなだりとは、岩を割いて流れ降る清い渓流を意味し、正に名が体を表わした美しい真名(いみ な)でした。称名(たたえな)は君との感激的な出会いに因んで天下る日前向津姫(アマサガルヒニムカツヒメ)と申し上げ、ムカツ姫の御名は後世までも君と の出会いを伝える名として残りました。

 君はついに、ついに勇気を持ってご自分に忠実になられ、万難を乗り越えてセオリツ姫をご自身の坐す内宮(うちみや)に入 れて一緒に暮らす決心を詔(みことのり)して世に触れました。
 これが、中宮制度の初まりとなりました。

古代に成立したホツマとはいえ、韓流王室時代劇「トンイ」に似て、何と現代っ子的 な天照様であることでしょう。およそ聖賢らしからぬ所業。秘教組織は、神話物語によって 天照神の低質化 を図りたかったに違いありません。

また、ホツマ作者の大和言葉の不確かさが、それ ぞれの神名の解釈において、誤りとして表出しています。渡来系韓流作家の大和言葉への不慣れがそのように解釈させたと思われます。

サクナダリ(サクナダル)、セオリツの解釈が誤っています。清い渓流とは、川の上流の瀬の早いと ころを言いますが、セオリツは川の瀬を折った(織った)ところ、すなわち下流域の蛇行する様を表しています。イザナギが罪穢れを落とそうと降りたのは中津 瀬であり、身の危険のない程度の緩い流れの場のことです。ホツマ作者はいい加減な推量解釈でも、書いてしまえば通るとでも思ったのでしょうか。大和言葉へ の不慣れが露呈しています。

屈曲した川の流れはいたるところに澱みを造りま す。別名の八十禍津日というのも同義で、たくさんに屈曲した水辺の意味であり、禍(病気や腐敗、災い)の生じがちな場所のことです。
また禍(まが)は「あや」とも同義とのこと。物語の章区切りの「あや」は、(後々に)禍の元になるフィクションであることを示します。

アマサガルヒニムカツヒメ(ムカツヒメ)は、占星学の黄道十二宮のうち、太陽がどこに向かうか(会座するか)を示します。サクナダルは「割く・魚・垂る」で、うお座に会座すること にちなんだ命名です。中東ではイエスと妻マリア(ミグダルのマリア)で象徴されるうお座のことです。サクナダルの語源はヘブライ語のミグダルでありましょ う。ミグダルの意味は、うお座の時代を象 徴する「魚の塔」です。

秘教組織は、その星座の示す「霊性の物質への従 属」の時代をフルに利用して、悪事の限りを尽くし、人類の霊性の腐敗堕落を招こうとしました。この忌わしい2000年間は殺戮と恐怖と霊的無知に支配された期間でした。次なるみず がめ座では、真相が暴露され知れ渡る必要があります。

また「中宮制度の始まり」と言い換えています が、これは当時の中華思想の流用であり、当の中国では律令制の制定時に作られたものの、用いられることはなかったとされています。ホツマ作者は時代錯誤な アイテムを持ちだしたものです。佐野研二郎なみの安易な流用ですね。もっとも、より旧き神代の時代にはそのような制度があるはずもありません。しかし、 「中」には「あたる」という意味がありますから、これもまた十二宮のうち、どこに会座しているか(当たっているか)を意味する言葉になっていると言えます。


クラキネの怒りの言葉に篭められた真相の数々

あや6
もともと両人(持子早 子)の父上クラキネは、おそれおおくも、ネの国 (北陸一帯)とサホコチタル国(山陰地方)を統治する有力な貴族でした。
今度の左遷で何が両姉妹を傷つけたか、それは何と言ってもセオリツ姫の中宮への強引な昇格でした。

次に許せない屈辱はモチコがセオリツより先に生んだタナヒトを当然日嗣(ひつぎ)の皇子(みこ)として皇位を継承さ れるべきなのに棚上げされて、皇位を継ぐ皇子に付けるヒト(仁)の名も勝手に外してタナキネに変えられ、ムカツ(セオリツ姫)の子にはオシヒトとヒトの字 を冠して、一方的に我が子の皇位を奪われた事でした。

あや7
 「又、モチコの生んだタナキネ(出雲大社初代祭主、天穂日命・アマノホヒノミコト)は、古来から男子は父親の元に置くのが習わしなので、私が預 かって我が子同様愛情を持って育てるから心配しないで良い。ハヤコの生んだ三つ児の三女(タケコ・沖津島姫、タキコ・江津の島姫、タナコ・市杵島 姫、現・宗像三女神)は母に任せるから自分で育てなさい。必ず心静かに待つのですよ」
と、親切丁寧に諭されて、一旦は不承不 承ながら身に覚えのあること故、やむなくウサ宮に下ることになりました。

真相を見事に暴露した記事がホツマ作者自らによって 書かれています。「トンイ」のほうがまだしも余計な争いをもたらさないように理性的であり謙虚です。これが儒教精神というもの。神世に倫理的な乱れやしき たり上の乱れがあったことを物語りたかったのでしょう。
と、親切丁寧に諭されて、一旦は不承不承ながら身に覚えの あること故、やむなく」ですか。
よくまあ下手なでっち上げ言葉が並んでいることでしょうか。不愉快ですらあります。

ここで重要なのは、時間的順序です。各人の証言をもとに、並べてみます。

モチコが生んだタナヒト(ホ ヒ)のほうがセオリツヒメのオシホミミより早生まれだというこ と。
モチコが断罪されたゆえ、タナヒトが降格されタナキネに名 が変えられ、世継から外されたこと
それと同時期に、オシホミミにオシヒトの名がつけられたこと。これにより、世継の権 利を得たこと
それまでは、オシホミミには日嗣を示す「ヒ」の文字がひと つもなかったこと

他の局(北、東、西)では男子にはみな世継の資格を示す「ヒ」がついているのに、オシホミミ にはなかったということは、ホンモノの天照様からは日嗣と認められていなかったことを意味します。
その意味は何なのか。
推理小説の謎解き好きな人ならば、あっという間に解けるほどの話になっているではありませんか。

モチコの断罪もタナヒトの降格も、セオリツヒメが天照の執権として取り仕切っていること。
政変がセオリツヒメ主導で行われたことが、はっきりしてくるような話の順序です。

そしてその動機も、お世継争いというより、オシホミミが天照様の正式なお子でなかったゆえに起きたクーデター劇であっ たのだろうと推理できます。よくありがちな、不貞がばれたか、ならば毒を食らわば皿までも、といったお家騒動の感があります。それが成功してしまったんで すね。正しかるべき神世においてそのようになってしまったとは、よほどの武力侵攻があったとしか思えません。庶民の中にも真相を知る者もいたでしょうが、 押し黙ってしまったのです。

天照が偽者なら、セオリツヒメが主体的に動いたことでしょう。
ホツマの文面を見る限り、天照から直接にモチコらは一度も政変の断罪処置についての指示を受けていません。セオリツヒメ がすべて仲介する形で処置が進んでいます。もしかすると、会ったならば、偽者とすぐに気づかれてしまうゆえにそうしたのでしょう。

ホツマ作者は正直者で善人です。随所に、真相を悟らせるためのヒントを置いてくれています。
少なくとも悪魔官僚ではありません。

「私が預かって我が子同様愛情を持って育てるから心配しないで」と言っていた暁が、「皇位を継ぐ皇子に付けるヒト (仁)の名も勝手に外してタナキネに変えられ、ムカツ(セオリツ姫)の子にはオシヒトとヒトの字を冠して、一方的に我が子の皇位を奪われた」となっている のですね。まあ、これぐらいの被害で済んで良かったと思えということでしょうか。

韓流王朝時代劇「トンイ」なら、クーデターを起 こそうとして失敗して捕まった先妻ヒビン一派だったとはいえ、まず先に生れた先妻の息子に王位を継がせて、その後、トンイの息子に継がせるという順になり ました。
それが儒教精神に基づく綺麗なあり方のはずです。ところが、セオリツヒメは表向きは慈善家ですが、とんでもない策謀家だったようで、ホヒを国津神の許に出 向させ て中央に置かなかったのです。

(まるで今の北朝鮮王朝を見るような気がしま す。金正日はまさに太陽アマテルを意味し、今を取り仕切る金正恩は正日の三男か四男ですが、ホツマでも北局から順序よく天照が巡ったなら、オシホミミは三 男か四男のはずです。長男の正男は外向し中国に亡命しましたが、長男のホヒも国津神のもとに下り、葦原の中つ国に亡命の有様でした。神世の歴史が地上界で 再演されているとしか言いようのない話です)

そして、日本国の律令体制の蓋が開けたときは、 天照神が女神になり、オシホミミが先に生れたことになっていました。(お 笑い茶番劇です)

ホツマ、記紀から読み解ける神世史(真伝)からは、韓流王朝時代劇「トンイ」の、 王打倒の陰謀を企てたヒビン一派のクーデターがまんまと成功したときのようなことが、神世の時代にはありえたことを示します。その時代劇の習俗そのまま に、神世の王朝が営 まれていたとしても、ほぼぴったりいくほどに、朝鮮史とホツマは親和性があるのです。韓流王朝時代劇シリーズは、神話を読み解く上で貴重な参考史料かと思 われます。

しかし、神世王朝の政変劇は、神世だけでなく地上世界においても、うまく隠蔽糊塗されたのでした。
歴史史実の改竄、元の神話の改竄やパロディ化は、秘密結社の十八番であり、その史料に今なお騙されているのが今の人々でもあるのです。




古事記のアマテラスの五男三女はホツマの一男三女のすげ替え話だった?

あや7
ソサノオは続けました。
 「アマテル神が昔、マナイガハラ(真奈井原、現・比沼麻奈為神社、京都府中郡峰山町)に御座しました時、自ら胸の御統の玉を解いて、マナイ(真奈 井)の水で濯いだ所、モチコがタナキネを生み、床神酒を飲んでハヤコと性交したその夜の夢に、十握剣を三段に折りて清噛み(相模の語源)に噛むと三宝とな り、その後ハヤコが三女を生んだので、三女の真名の頭にそれぞれタ(宝)の字を付けたという。もしも我が汚れて姫が生まれたら、その時は素直に過 ちを認めて姫と共に生涯恥をかいて生きよう」
 と一人誓い去って行きました。

つまり、古事記・「誓約(うけひ)」の段におけ る天照とスサノヲの子生み にかかる物実(ものざね)を真名井の上で噛み砕いた超有名な事件は、ホツマによれば、天照 様(ホンモノ)と持子早子の間だけの秘め事だったことになります。

そこでは一男三女の生まれた故事だけだっ たはずのものが、記紀では五男三女の故事に置き換わり、しかも長男ホヒだったものが、長男オシホミミ、次男ホヒにされ、そのほかの局で生まれた日 子とあわせて五男になってしまっているのです。記紀に至るまでにどんな改竄が行なわれたかの片鱗が窺い知れますね。


スサノヲと持子早子の不義密通の件

あや7
アカツチはソサノオの申し出を快く承諾して、姫はソサ宮に嫁ぐことになりました。が、日頃の悪ふざけが過ぎて、とかく問題児扱いされていたソサノオは、い まだに熊野大臣の早玉雄(ハヤタマノオ)と事解雄(コトサカノオ)の元で保護観察の身で、長い神議(カミバカリ)の末に結局新しい宮を許されませんでし た。貴族社会では、この一件は人格を認められない重大事で、この結婚話はまとまりませんでした。ソサノオは失望と身の置きどころの無い悲痛な日々に、同情 を求めてネ(北)の局(つぼね)モチコ、ハヤコ姉妹の元に通いつめ、ついには折々姉妹の元に宿るようになり、陰の愛(かげのみやび・密通)に明け暮れる様 になりました。

あや6
しかし、この様に一点の曇りもない君、臣、民の平和なお国の歳月にも、満れば欠けるの喩えの様に、やがてむら雲の沸き起こる兆しを誰が予知できたでしょう か。
 アマテル神の弟ハナキネ(ソサノオ)が何とこともあろうに天君の后の北の局に入り侵り、スケ后のモチコと妹のハヤコの居る大内宮に折々に宿る様になり、 ついに陰のみやび(密通)に明け暮れる事となりました。

セオリツ姫はソサノオと姉妹の局との関係を薄々 感じていたものの、アマテル神のお立場や心中をお察しして、長らくこの事を胸の内に納めておきました。
 ある日のことです。中宮は密かに二人を内宮にお呼びになり、二人共北の局を解任して、しばしの暇を言い渡し、ほとぼりが冷めるのを待つことにしました。 後任にはムナカタの娘のもと西のオシモのトヨ姫を据えました。

大内宮に下って激しく嘆き悲しむモチコとハヤ コ、ソサノオは義憤と同情から我が事の様に怒り狂い、ついに耐え兼ねて、中宮への怒りもあらわに血相を変えると剣をわしずかみに駆け出さんとするのを、な んとか押し止めなだめたのはハヤコでした。
 若く血気盛んなソサノオに向い、ハヤコは毅然としかし静かに言い放ちました。
 「功ならば天が下」(手柄を立てるなら、天下を取れ)

 この言葉は、単に中宮セオリツ姫への恨みつら みを飛び越えて、アマテル神殺害を暗にほのめかす大蛇と化した女の執念と嫉妬心が、牙をむき出し炎を吐いて、君と中宮に襲いかからんとする悪魔のささやき でした。

 その時、この緊迫したやりとりを何も知らない ハナコ姫が来合わせたために、皆慌てふためいて一旦は矛を隠してその場を何とか取り繕ったものの、このただならぬ空気はすぐにハナコの悟るところとなりま した。
ハナコもその場は何食わぬ様子で切り抜けたものの、隠しおくにはあまりにも事は重大で時も切迫しており、ついに姉セオリツ姫に一部始終を告げました。聡明 で心優しいセオリツ姫は何とかこの難局を良い方向に解決しようと思いを巡らし、一旦は事を心中に納め置いて時のくるのを待ちました。 

中宮セオリツ姫はソサノオと姉妹の関係を薄々感 じていましたが、アマテル神のお立場や心中をお察しして、この事を長い間胸のうちに納めておきました。
 ある日の事です。中宮は密かに二人を内宮(うちみや)にお呼びになりのたまいました。

 「姉妹(エト)共に今日から暇を出すからしば らく休みなさい。後任にはツ(西)のオシモのトヨ姫(宗像の娘、宗像神社、福岡県)が君の御前に侍るので心配には及ばない。ゆっくり休むが良い」
と、ネ(北)の局を解任してほとぼりの冷めるのを待つことにしました。

ホツマ作者が物語で冤罪話をでっち上げたのでは なく、すでに神世史(真伝)において冤罪によるクーデター首謀者作りと、その追い落としが図られて いたことがわかります。

持子早子の冤罪作りはこのようなものだったかと 思えるような筋書きになっています。たいがい噂を立てる者や密告者を擁立して、ターゲットを落とすわけです。ハナコがそうで、北局に出入りしていたとする なら工作員です。邪神とつるんでいるからこそアイデアを得てできる邪悪な策謀と言えるでしょう。スサノヲが数多いる機織女の中でも、特にハナコだけを殺し てしまったというのも、その卑怯な行為を咎めての直情的な行き過ぎた蛮行だったのではないかと思えてきます。

持子早子は断罪の場において、天照に直接会うこ とは果たせていませ ん。いつもセオリツヒメが仲介して言辞を伝えています。天照神が政変によって幽閉されていたならば、会わせるわけにはいかないはずですから。

スサノヲは不合理な措置に憤った持子早子の相談 相手として北局に出入りしたものでしょう。それを不義密通とまで話を作るとは。現代にもそんな事件は引けを切りません。邪神(悪魔)の跳梁を思わせる忌わしい事件です。しかも、そこは神世です。

むしろ、本当の天照様によって不義密通を知られ たかして、できた子の日嗣の資格をはく奪されていたのはセオリツヒメの側だったことが伺えます。それがクーデターが成功したために、すべてが真逆になって し まってい るのです。

棒線部のように、セオリツヒメの配慮について書 かれていますが、持子早子にとってなにひとつ良い方向に展開していません。ふだんソツの無いセオリツヒメ様にあるまじき杜卒で悲惨な展開になって いきました。

彼らインベーダー邪神たちの真の敵は国祖神の直 系の神々でし た。
地球を乗っ取ってしまったわけですから、奪還がなされるかもわからないからです。
地球は以後、海賊の領地になったようなもので、海賊ゆえの無責任さまる出しの歴史展開になってしまいました。地球はいつの日か無事、取り戻せるでしょう か。

要は、天下を我が物にしたかったインベーダー邪 神と宮中にいた邪悪な旧臣勢力は、国祖神の直系の血筋をすべて封印し、セオリツヒメを代表に立てて神世の政権を乗っ取ってしまったことになります。

後は何事もなかったかのように、真の歴史を改竄 して神話を作り、後世にうまく伝えて行けばよいということになります。そこでは、直系の神々の冒涜的なまでの低質化が謀られました。(本論参照)
その結果が、地上界の不幸として現出していることを認識せねばなりません。


天照神の岩戸開けが未完であることの各方面からの指摘

ホツマも記紀も、天照神の岩戸隠れがあったものの、すでに岩戸開けは果たされているとしていま す。ちょうど、クーデターが未遂に終わり、首謀者が断罪されてすべて丸く収まったかのように書かれており、表向き平穏無事を装うことを常としてきた朝鮮王 朝の渡来文官ならではの隠蔽糊塗の在り方を見る気がします。

真伝にはクーデターのあったこと、それが成功してしまったこと、国祖神側は敗退して封印された り殺されたり、逃走して下野したり、あるいは邪神側に取り入ったりといった諸神の様々な混乱が書かれていたことでしょう。
それらをすべて隠蔽して、順当に政権が維持されたように、ホツマの側で改竄しているのです。国の対面を保つことと、国を維持することは同義と捉えられてい た当時ですから、仕方ないものがあるかもしれませんが、現代に至っては正すべきは素直に正さねば、その悪しき習慣はいつまでも継続されかねないでしょう。 先例に従い・・・がいつまでも踏襲されかねないということです。

さてしかし、当然のように世の中は一向に良くならず、人々の不幸の度合いは少しも緩んではいま せん。それでも、 新時代への推移に伴い、次元上昇の話題などと絡めて、岩戸開きが近いのではないかという噂で持ち切りです。誰しもがその時の来るのを待望しているように見 受けます。ということは、未だ天照様はおでましになっていないことが前提になっているからですね。

しかし、真伝は諸神の魂の記憶として残り、地上界の歴史の様々な局面で漏れ伝わってくることになりました。大本教伝承はそうでしょう。そして、次の日月神 示もそのようです。 



日月神示が語る神界政変と国祖神 系列神の封印のあらまし

日月神の語る「岩戸開き」

磐戸の巻 第15

・・・前略・・・

善も悪も分からん世、闇の世と申すぞ。

天照皇太神宮様の 岩戸開きは、

騙(だま)した、 間違いの岩戸開きぞ。

無理 にあけた岩戸開きだから、

開いた神々様に大きなメグリあるのだぞ。

今度はメグリだけのことはしなければならんぞ。

神には分け隔て無いのだぞ。

今度の岩戸開きはちっとも間違い無い、

混じり気(け)の無い、

マコトの神の息吹で開くのだぞ。

・・・後略・・・


碧玉の巻 第10 

第一の岩戸閉め

岩戸閉めの始めはナギ(伊邪那岐命)ナミ(伊邪那美命)の命の時であるぞ。

ナミの神が火の神を生んで黄泉国(よもつくに)に入られたのが、そもそもであるぞ。

・・・中略・・・

一ヒネリしてあるのじゃ。

天と地との間に大きレンズがあると思えば段々に分かって来るぞ。

夫 神、妻神、別れ別れになったから、一方的となったから、岩戸が閉められたのである道理、分かるであろうがな。

その後独り神となられた夫神が三神をはじめ、色々なものをお生みになったのであるが、それが一 方的である事は申す迄もない事であろう。

妻神も同様、黄泉(よもつ)大神となられて、黄泉国の総てを生み育て給うたのであるぞ、この夫 婦神が、時めぐり来て、千引きの岩戸をひらかれて相抱き給う時節来たのであるぞ。

・・・中略・・・

来たりなばこの千引きの岩戸を倶(とも)にひらかんと申してあろうがな。

第二の岩戸閉め

次の岩戸閉めは天照大神の時ぞ。

大神はまだ岩戸の 中に坐しますのぞ。

ダマシタ岩戸から はダマシタ神がお出ましぞと知らせてあろう。

いよいよとなってマコトの天照大神、天照皇大神、日の大神揃ってお出まし近くなって来たぞ。

第三の岩戸閉め

次の岩戸閉めは素盞鳴命に総ての罪を着せてネの国に追いやった時であるぞ。

素盞鳴命は天下(あめがした)を治しめす御役の神であるぞ。

天(あめ)ヶ下は重きものの積もって固まったものであるからツミと見えるのであって、よろずの 天の神々が積もる(と言う)ツミ(積)をよく理解せずして罪神と誤って了ったので、これが正しく岩戸閉めであったぞ。

・・・後略・・・

第四の岩戸閉め

神武天皇の岩戸閉めは、御自ら人皇を名乗り給うより他に道なき迄御働きをなされたからである ぞ。

神の 世から人の世への移り変わりの事柄を、一応、岩戸に隠して神ヤマトイワレ彦命として、人皇として立たれたのであるから、大きな岩戸閉めの一 つであるぞ。

第五の岩戸閉め

仏教の渡来までは、わずかながらもマコトの神道の光が差していたのであるなれど、仏教と共に仏 魔渡って来て完全に岩戸が閉められて、クラヤミの世となったのであるぞ。

その後はもう乱れ放題、やり放題の世となったのであるぞ。

これが五度目の大き岩戸閉めであるぞ。


「岩戸閉め」が五つ示されているわけですが、第一、第三、第四は記紀神話制作時に 生じた問題について です。日月神は神話創作時に何らかの改竄があったことを示唆しているのです。本論で述べた"原初神の低質化"を招くための封印呪詛が神話創作時に施されて いることを伝えようとされているのです。

そのような観方からすると、もうひとつ大事な岩 戸閉めが記紀神話には記 されています。

それは本来なら、上の第三と第四の間に入れられ るべき、第四の岩戸閉めとしたいほどの話であるのですが、
それがニニギノミコトの婚姻話における、岩長姫が婚姻相手から除外された話で す。
これは第四に入れられるべき第六の岩戸閉めに相当するでしょう。

なぜならば、古代皇室が理想としていたのは常緑 樹の精神でし た。
にもかかわらず、ニニギノミコトの示す豊かな賑わしの文明のあり方を、桜などの花の爆発的開花の賑わいのみに留め、盤石性と永続性を損ねる神話にしている からで す。

そればかりでなく、神話を通じて、歴史展開の理 念全体を一年性草本(穀類など)としての神話構成にしてしまっています。穀類は確かに皇室にとって大事 な祭儀の象徴ではありますが、神話を穀類の一生の展開にして、歴 史をそのように誘導しなくてもよかったはずなのです。

歴史をそのように誘導」 ⇒ 私の言いたいのは、神話は 現実を誘導する魔力を持っていることと、何よりも秘教組織が好んでメルヘンをアジェンダにしたがる嗜好性のため、実行力が伴っているから、いっそうその通 りになってしまうというわけなのです。(黙示録なども神話の一種ですが、原理主義者は神の側に立って(鉢を持つ天使として)現実誘導することに意義を持つ 連中です。結果、歴史がどうなってきたか推して知るべしです)

「神話は歴史展開のシナリオ(神の計画書)」という捉え方からするなら、「穀類の一生」的なシナリオ付けは、大き な 「岩戸閉 め」に当たると思います。神話は国の理想を語るものとするなら常緑樹型の、良いものにすべきだったはずです。

神々の低質化とシナリオの低質化によって人類が 被る不利益は甚大なものになるでしょう。文明はたえず一からの出直しを義務付けられているようなものですから。つまり、これが秘密結社系のアジェンダにさ れているのです。(2016年になって、コーリーの宇宙的開示情報から、地球文明は宇宙人たち共同の実験場であることが明らかにされています。これは実験 というより、拷問を専らとする強制収容所にされたことが推測されます。最後の審判で厳しく詮議の上、厳格に裁定されるべき事案になることでしょう)

日月神様の仰る五つの岩戸閉めは、以上で六つ あったことになりますが、いちばん肝心の、第一番目に書かれるべき、国常立神様に係る岩戸閉めの記載がありません。大本教系の神話では最も大事なことであ るはず。よって、実際には七度の岩戸閉めがあったと解釈するのであります。

日月神様。あなたのお言葉には、皇室家に対する 謙虚さ、配慮がたくさん見られます。
また、敢えて国祖国常立神と豊雲野神における引退と封印の事実が書かれておりません。
本来ならば、順序から言ってイザナギ、イザナミ様のことよりも前に書かれて然るべきことですのに、ぽっかりと抜け落ちています。
国祖神様も岩長姫様も、どちらも
森羅万象の根本的創造に関わった神であるとされています。

そのことに言及されない日月神様とは。もしかす ると、あなた様のご正体は、国常立神様であると同時に岩長姫様で はありますまいか。
日月神様、あなたはわざとご自身の話題を話の中から外されているように思うので すが、如何でしょう。ははは、日月神様、いや本当は国常立神様、および岩長姫様はじめ森羅万象の創造育成に関わった神々の皆様。皆さまは謙虚すぎるほど謙 虚で、シャイなお方とお見受けしましたよ。それゆえに、涙が出るほど信頼のおける神々様であると思うのであります。この異界の探偵おくんどの目には、その ように映ったのです が。間違っていたらご容赦ください。

岩戸開きの完了を明確に言っていたのは ホツマです。正しいとされる神世においてすら平気で嘘がつけるのがホツマの真骨頂だったので す。記紀においても神話に記載事項ゆえ、完了したという扱いになっているとも言えますが、古 事記の場合はシナリオとして書かれるものゆえ、未来の こととも言えます。まあしかし、記紀がホツマ準拠(叩き台にしている)なら、終わっているという扱いとみていいでしょう。

しかし、それらは嘘八百だったのです。改竄神話 を、何の検証もなく用いる神職がことごとくだという現実は、初めが歪曲されていれば、末端まで歪曲されてあることのいい見本です。

岩戸開けがほんとうに完了しているなら、国祖神 も元の座に復帰されているはずですから、神世は元より正されており、地上界にもその影響が及び、善と正義が主体的な品行方正な世が現出していたことでしょ う。
ところが、戦乱と貧困と飢餓が蔓延する世相が主体的です。神世を支配したのは、クーデターを起こした邪神の側であり、地上界は神世で邪神の跳梁を許してし まっ たことによって暗黒化しているのです。

地上界の政権中枢では、神世の政変劇と同じシナ リオが繰り返し何度も演じられています。邪神の創り出した邪悪なウイルスが、どの国においても感染し発病していて、国が安定することはあ りません。とうとう地球の滅亡まで視野に入るところまでやってきました。

人類に及ぶかと思われる最後の審判は、神々にお いても正確に適用され、すべての神 々が審判の場に臨まされることにならねばなりません。邪神側にあった者にこれからいいことは何一つありません。いい思いをして正神や庶民を苦しめてきたぶ ん、メグリはきつく 顕れる。 そのように致しましょう。

近年の秘教組織員の心の底からの告白が明示され ている資 料


イ ルミナティカード「魂の焼却」

聖書にいう「第二の死」のこと。人間だけでなく、神々も秘教組織員もこのメグリを回避できるかどうかは、微妙である。むろん私とて同じ。




イ ルミナティカード 「歴史の改竄」

つまり、歴史事実の改竄は彼らの伝統的な十八番 だったというわけで、神世の歴史(真伝)さえも彼らの都合のいいように改竄されているのです。

ホツマ、記紀の 制作に秘教組織が関わったことは紛れもない事実です。


出典 
Navarまとめ「イルミナティカード」より




「ダマシタ岩戸からはダマシタ神がお出ましぞ」の意味 (推理)

天照神は騙されて岩戸に篭ったことになっていますが、どのように騙されたのでしょう。

これがいちばん難しい問題です。本当に出てこられた時に、ご本人に聞くしかありません。
最後の審判のときに、事情聴取されることでしょう。
騙されていることを知っていて騙されていたということのないように願いたいですが、真がすべて白日のもとにならない限り、お白洲から出立はできません。

では、騙した神とは誰でしょう。出てきた時には、天照神を名乗っていたはずですね。
天照神の替え玉としてこの世に登場していることになります。
いったい、誰でしょう。
ホツマは物語の中で、天照神より優秀なほどの執政ぶりと、戦など穢れ事に手を染めない女神セオリツヒメ を絶賛推挙するようにして、解答しています。

持子早子の変の後のハタレの反乱の戦に関与したのは男神天照神で、その戦神としての有能ぶりを 披歴していますが、それが偽者ならば、女神が裏で采配したことになりますでしょう。

庶民向けの善良な顔はセオリツヒメで、残酷な顔は男神天照に担わせていたのでしょう。しかし、 後者は架空の偽者もしくは影武者だった。あるいは外国から国祖神一族郎党を駆逐すべく侵略してきた邪神(インベーダー)だったことでしょう。要は、クー デターを持ちかけてきて、その遂行を加勢していた背後の存在がいた。だからこそ、政変が成功したし、民衆の反乱も阻止できたのでしょう。
後にインベーダーとはアヌンナキはじめ宇宙人で あったことが知れています。

そして、後に成立した記紀では、男神天照神が女神天照大神に置き換えられ、戦における作戦立案 に真っ向から 関わる戦神としての書かれ方になっているのです。セオリツヒメが天照大神の荒魂であるというのは、本体そのものであることを意味しています。

天照男神は騙されて篭られたということです。以後、よう表に出られなくなったとのこと。
いったい何があったのでしょう か。
天照様の深層心理にまで踏み込む推理力を発揮せねばなりませんか。
それとも、ご本人から告白していただけたら幸甚なのですが。
この私にインスピレーション賜れませんでしょうか。
そうでなければ、異界探偵の最後のご奉公として、全力推理していくほかなくなります。


ホツマに書かれる封印幾何学構図(カゴメの結 界)制作の事績

異界の探偵の推理も、ダメ押し的になってまいりました。
私は、国常立尊(豊受神)の崩御はクーデターによるものという仮説から入っております。
それは暗殺であったと言うのが大本教から分派したMOAの主張です。
そして、再生不能になるほど遺体がバラバラにされて地中に埋められたと。
いちおう、私に情報を持って接近してきた彼女の縁を信じるなら、そのような認識になります。

その彼女は、アマテラスも国常立尊と同じころ暗殺されていると言っていました。
しかし、日月神様の仰る通りなら、幽閉されていると見ていいでしょう。
早くお出ましになっていただきたい限りなのですが、封印結界がきついのでしょう。
あるいは、お気が弱いのか、お気が進まないのかも知れません。
彼女の話では、インベーダー邪神による相当きつい拷問が加えられたそうですから。
殺されなかっただけましかとは思いますが、精神的に殺されたら一緒ですわね。

さて、私も国常立尊に続いて早期にアマテラス様も封印されていると見ています。
ホツマに記される、アマテラス様がお爺様に呼ばれて宮津に行った時点で、捕えられて幽閉されていると見ています。(アヌンナキによって幽閉されていることが、ある密教系霊能者の証言により判明してい ます)

国常立尊においても、神霊に死はないはずで、しかも出雲の騒動を収めるための仮宮で崩御という のもお かしい話です。アマテラス様に諸事万端託すのに、これまた仮宮というのもいただけません。警備の手薄な地方でのこともあります。

アマテラス様は、国常立尊を弔った後、すぐには帰還しなかったとなっていますが、すでに替え玉 になっ ていたとすれば、疑問は解けます。ただし、この時はまだ女神ではなく偽男神の起用です。

替え玉のアマテラス男神が真っ先にしたことが、精巧な地図を基にした国土計画だったようです。 そのアウトプットを見れば、インベーダー邪神傘下の秘密結社の手になる事業だったことが歴然となります。

あや6
 後、トヨケ神の治めたサホコチタル国(現・山陰地方)も無事治まり、後任人事も済んで君はソサノオとアマノミチネを随神(ずいしん)にして弥生(やよ い)の十五日に帰路につき卯月(うつき)十五日、一行はハラミノ宮(現・富士宮市浅間神社)にお帰りになりました。君はかねてよりヒノハヤヒコ(鹿島神宮 祭神・建御雷神・タケミカヅチ)に詔のりを出していました。

 「汝、国絵を写すべし

 ヒノハヤヒコはヤマト(日本) 全国をくまなく巡り、日本全国の絵地図を絵描(えが)いて奉りました。君は早速この地図を 参考にして都を遷そうと計画され、オモイカネ(アマテルの姉ヒルコ姫の主人・右大臣)に命じて宮を造営させると、完成を待ってイサワに遷都 (現・伊雑宮、 三重県志摩郡磯部町)しました。 ここに居ます時、ムカツ姫がフジオカアナ(藤岡穴山)のオシホイ(現・伊勢外宮宮城内、下御井神社しもみい、別名忍穂井 神社おしほい)の縁(みみ)に産屋(うぶや)を造ってご出産になられた皇子をオシホミミと名付け、オシヒトを真名(イミナ)とし全国に触れました。又ご誕 生の祝賀に集まった民には神の御心のこもった祝餅が配られて、諸民は日嗣皇子(ひつぎみこ)誕生を心から祝い万歳万歳(ヨロトシ、ヨロトシ)の声がいつま でも続きました。

君=アマテラス様はヒノハヤヒコに命じて国絵(日本地図)を作らせていたとのことです。それを 用いて、国土 計画が立てられ、都を遷すことになり、伊勢の伊雑宮に遷都されたようです。そこはかの逆五芒星図形の伊勢内宮を窺う位置にあり、いずれ布石と全体構 図が調整された時点で、現伊勢内宮位置(ここが終着位置)に遷座する予定になっていたとみられます。

この国土計画図は、宇宙人アヌン ナキが関わればお手のものです。オモイカネ(コンピューター)もありますし、作図も簡単に出せてしまうことでしょう。つまり、この国土計画は宇宙人の擁立 した偽アマテラスすなわち秘教組織が成り代わった者の制作であったことを意味します。

2016年に予定されている志摩サミットはおそらくNWOを見据えた秘教組織主導の会 議になることでしょう。
日本が秘教組織立国の最大最 古たる存在だと世界の秘教メンバーが知った上での開催になるということです。このときの日本代表は最高の栄誉を受けることでしょう。(おいおい、この構図 を 発見 したのは誰あろう、この私・おくんどだぞ)

東南海地震など は2016年 のサミット後まではないと保証されたようなものです。
図中ラインは元 伊勢日室岳→伊勢内宮を延長しサミット会場を繋いだもので、伊雑宮はその近傍にあります。


全体構図の調整とは、設計された幾何学構図に対し、実地の拠点を布石していき、全体の矛盾が極 力改善されたことを言います。古代三都はその整備と並行して建設が進められたことでしょう。しかし、蓋を開ければ、エジプト由来のカバラを用いてはいるも のの、逆五芒星の黒魔術の仕掛けだったという次第だったのです。秘教組織が一枚噛めば、このように逆転の構図になってしまうわけです。そしてその用途がす べ てに対して優先されてしまったという具合なのです。当時からいかにヤツラの力が強いかがわかります。

この時点の偽アマテラスにはすでに秘教組織のトップクラスが成り替わっていたはずです。彼の 子 のオシホミミは、33(ミミ)階層で成る組織の開祖という意味になります。オシホミミの別名オシヒトはホヒが降格されてタナヒトがタナキネに変えられた 後に、日 嗣の資格を付与さ れたものです。日嗣資格の乗っ取りがあったのです。

彼ら秘教組織の地上計画は、その子のニギハヤヒやニニギノミコトの神名の示す、速やかなる賑わ いを地上 世界にもたらすことです。原初神の治世ののんびりした有様は、見るに耐えなかったのでしょうか。(2015年以降、地球人類史だけでなく、それを取り囲む宇宙文明史までが開示されて きました。シュメールの粘土板の解読結果、そして宇宙的情報開示へと加速度的に展開しています。その中で、原初神の封印などがどのような位置づけになるの か、次第にクリアーになってきています)
彼らは人類を啓蒙し、知性を発達させて、大いに賑わいを盛ん にする行動計画を立てました。現代文明など、その最たるものです。現在の秘教組織イルミナティは啓蒙者の意味です。

しかし、爆発的な知的発展をさせるものの、その暴走を止めることはしませんでした。その悪弊が 地上世界を破滅に追い遣っていても、元々がインベーダーゆえ、地球が破壊されようがどうなろうが、知ったことではなかったようです。インベーダーの最大の 者はアヌンナキです。地球人類はアヌンナキの遺伝子と地球の原人との掛け合わせらしいですから、無責任を絵に描いたようなインベーダーの精神性を受け継ぐ 人間も多々出現するわけです。そして彼らが為政した結果、地球はほとんど使い物にならなくなってしまいました。
彼ら(アヌンナキ)の 星は ニ ビルという遊星ですから、地球と違い被害はありません。地球在来の原初神たちはせっかく作ってきた土台が壊されることを、封印されながら指をくわえて見て いるしかありません。結界があまりにも強固で、新 たな時代に なってもまだ封印が解け切らないのです(2014年5月に封印解除が叶い ました)

主として西日本の幾何学構図は、原初の神々を封印するカゴメの結界として機能しました。風水術 などに採り入れられているように、幾何学結界は神霊の自由を奪う目的のものです。太古神の祟りや怨念を封じ込めるために、特別な呪術師集団を養成し、拠点 のすべてに配置しました。それが今日の神社の発祥です。そこにさらに仏教や陰陽道がやはり呪詛術補強のために導入されました。

秘教組織は、メーソンもイルミも、共通して33階層のピラミッド構造の組織にしています。それ はカバラの生命の木に由来があり、10のセフィラと22の径と、ピラミッドの頂上の1者を合わせて33となります。
それを大和言葉で表すと「ミミ」になります。耳成山は秘教組織が古代日本に確立したことを示します。奈良盆地にありますから、奈良時代になって日本の 秘教組織は 完成の日の目を見たのでしょう。
わりあい平坦な円錐形の山で、耳のような出っ張りがあるわけではありません。ピラミッドを思わせる形ゆえに、成立の記念碑にしたのでしょう。

このようにホツマからは、神世の政変(成功)後に、秘教組織が日本(あるいは世界)を計画下に 置いていったことが窺い知れるのです。それがたまたま、イエス登場後のうお座の時代と重なっているわけです。この期間は、体主霊従、霊的無知、心の閉塞時 代、長い精神的虚無の不幸な時代と言われています。


ヘミシンク熟 達者のアストラルボディ体験による岩戸隠れの実態報告

私はこのような方向から天の岩戸の実態を知ることになろうとは、思ってもみませんでした。
この記事は2015年5月になってから、ネット上で探し当てたピロ魂さんという女性の、夢見の手記記事に基づく考察になります。そこにG氏という実在する 不思議人物が、夢見と現実を繋ぐ架け橋として登場してきました。G氏は将来、天照神を背負って頭角を現してくるかもしれません。時間的に順序を追って見て いくため、文章表現の唐突さをご勘弁願います。

きっかけは超能力者・水本氏の日室岳登頂報告

2015年4月でした。知人のG氏が、昨年(2014年)9月の彼の誕生日(23日)に水本氏と共に元伊勢内宮側の神体山・日室岳に登った時、密教行者で 超能力者の水本氏がこ の山の下には直径2Kmの亜空間があり、そこにアヌンナキという宇宙人が4〜500人根拠していて、UFO基地になっていると述べられたことを、2015 年の 4月に 知らせてくれたのです。そして、彼らと実際に会うことになりました。

水本氏は密教行者で透視能力に秀でており、G氏はやはり超能力者ながら、彼のもたらす情報には100%のシンクロが生じるという、私にとっては相性のいい 不思議人物で、今回もすごいシンクロになりました。この情報によって、画竜点睛とも言える幾何学図形の一致を見たのです。
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さらに水本氏は述べられました。岩戸山(日室岳)は「鶴」で、籠神社は「亀」だと




2015年5月末、UFO 撮影家で有名な武良信行氏が同地で撮影したUFO現象が、鶴の形をしたエネルギー体であったことから、 にわかに信憑性が高まり、もしかすると同地で神世の古代に活躍していた鳥船(鳳船)ではないかと、我々は意気盛んになりました。
神世が初めて、まさに我々のUFO撮影の対象になったのでした。

現地元伊勢には、内宮と外宮のそれぞれの側に「つなぎ石」という、船岡山を係留しておくための石組の設備が古来存在し、獣類を入れてはならない禁忌の場と されてきました。なぜ山を繋ぎ止める? 古来、名前に船がつく山は、UFO(宇宙船)を意図していたようなのです。

丹後元伊勢周辺 伝承

その二地点の距離は約3Kmあります。
この二か所で係留する飛行船のサイズがおよそわかると思います。

このときの現地案内人は地元宮津市のG氏でした。
G氏とは20年来の知り合いで、武良氏のUFO撮影写真の取り持つ縁でした。
彼の話を聞くごとに興味の倍増を覚え、彼の才能を讃える意味のSF物語を2000年より以前に創っています。

遥野不思議紀行

その物語の中に出てくる鳳船というのが、全長1.4Kmあるという設定だったものですから、このたびのビデオ写真とのシンクロには驚いた次第です。























さて、私は水本氏のお蔭で、日室岳が岩戸山と呼ばれていることを初めて知りました。またさらに別名で城山とも呼ばれていることもわかりました。
岩戸山をキーワードにしてネット検索をいたしますと、一発でピロ魂さんのブログ記事に出会いました。
そこに書かれていたことは、目から鱗が取れていくものばかりで埋め尽くされていたのです。










体外離脱体験夢を通して天照神封印の状況 がわかるピロ魂さんの記事


岩戸山の夢1
http://ameblo.jp/pirori-nu/entry-11473909339.html

岩戸山の夢2
http://ameblo.jp/pirori-nu/entry-11474650464.html

彼女の夢に出てきた濃いい人物
岩 戸山に封印されていた人物としての紹介でした。
左のロン毛の人物についてはわかりません。
しかし、右の青年は、ピロ魂さんの直感ではニギハヤヒだろうということです。
そして、青黒い虎とは・・・。

ところで、G氏にこのイラストを見せたところ、この青年は「僕」ですと真剣に主張し始めたのです。
というのも、彼は2013年に水本氏と台湾に渡り、この絵の通りの衣装を着て修行したそうなのです。頭に巻くバンダナさえも同じとのこと。

そして、このG氏、むかし年端もいかぬ幼子からいきなり、「お兄ちゃんは赤い太陽になるよ」とか「UFOに乗るよ」と言われたことで、相手が無垢の幼子ゆ えに、その話 を本気で信じている人なのです。

彼はまた、日室岳の遥拝所で山から出てきた光体UFOと半時間に渡り対峙していたという経験を持ち、この山との神縁はとても深そうで、太陽神直々の面 接だったのではないかと思われるほどです。

ニギハヤヒなら、旧事本紀では全体名「天照国照彦天火明櫛玉饒速日命」とされるように、天照神を彼自身の内に擁していそうです。

もしかすると、G氏は天照さんの入ったニギハヤヒにスカウトされようとしているのではないか。
ニギハヤヒは未だに封印されたままにある。しかし、やがて時は移り解除の時を迎えます。
そのとき、誰かを依り代として顕現されるとすれば、それがG氏なのではないか。

おりしも、この(2015年)9月3日にマヤ暦の終わりを迎え、23日にエジプトの神々がすべて退去され、新時代がもしくるなら、そこからがスタートにな ります。そし てG氏は9月23日に満50歳の誕生日を迎えるのです。
50歳の誕生日といえば、私はその日からインディーズに励起された不思議人生になりました。
G氏もそのような経験をするのではないか。いや、楽しみな彼の人生です。次の時代の救世主になるかも知れないのです。

彼は言いました。台湾の五台山で修行中に、虎将軍に入られたと。そして、自分にはスサノヲが付いていると。
なるほど。彼は直情的で正義感が強く、とても激怒しやすい性格なのです。どうやらそれはスサノヲの性質のようです。

私はイラストの中の「虎」こそがスサノヲであると解釈しました。スサノヲはアジアの神で、天竺北方の武塔天が初発です。いっぽう虎は、アジアだけに生息す る 獣。よって、虎として描かれる神こそスサノヲであり、この画像には兄のアマテラスと弟のスサノヲが並んで描かれていると見るわけです。

おそらく、G氏の身柄をニギハヤヒは、スサノヲに守護させたのではないか。これからしばらく激動の時を刻むことが不可避なとき、彼は神々によって守られる のではないか。そのように解釈いたしました。
光栄な人です、G氏は。

では、ロン毛の人物は・・・。
ピロ魂さんの別記事にまた出てきました。

大きな籠の乗り物で空の上の神社へ
http://ameblo.jp/pirori-nu/entry-11482166207.html
空の上の神社 新幹線に虎が飛びかかる
http://ameblo.jp/pirori-nu/entry-11482743328.html

アストラル界の岩戸山は奥深く、奥の院的な神社が上空にあるようです。
そこにロン毛の人物がいたそうです。その右隣に、慈悲深そうな人物。
どうやら、男性の人物が三人出てきたことになります。
台湾風修行服の青年。ロン毛の修験者風男性。そして、背の低い慈悲深そうな丸坊主の男性。

こちらの画像をG氏に見せたところ、三番目の慈悲深そうな人物を、これは「豊受神(玉杵さん)」だと即座に言い切りました。
すると、ロン毛の人物は、イザナギ様なのか。
つまり、天照様にとっての祖父、父が同様に封印されてお暮らしになっているといった感じなわけです。
豊受神、イザナギ神、天照神というわけです。これは親、子、孫の関係になります。
豊受神なら、私が2014年5月8日 未明に見た夢の国常立尊ということになりますが、私にはとても高齢に思えました。
いっぽう私は、日月神が言われた、
「いよいよとなってマコトの天照大神、天照皇大神、日の大神揃っ てお出まし近くなって来たぞ。」
という三神が描かれているのではないかとも見るのです。
つまり、慈悲深い存在は日の大神で、ロン毛が天照皇大神で、青年が天照大神というわけです。

まあ、いずれにしても、素晴らしいことではありませんか。

あと、こういう線もありますかね。
慈悲深い天照神、ロン毛のオシホミミ、青年ニギハヤヒ。これも親、子、孫という関係になります。
この場合は、最後の審判(神々にもメグリが適用されるとき)において、厳しく詮議されることでしょう。

また、高次の最強のネガ・黒いキリストとその手下などは、幾何学結界を駆使して多くのライトワーカーを罠に掛けてき たかどで、詮議経ずして長期受刑の末焼却処分でしょう。八角形は龍蛇神系を閉じ込めるためのもので、風水術にも使われています。それらの魔術をもたらした アヌンナキ も、ただでは済ませません。


元伊勢皇大神宮との縁

さて、ピロ魂さんが岩戸山の夢を見たのは2012年のことでした。その後、2013年になって、共に夢見したヘミシンク友達と実際に現地の岩戸山にやって こられ た時、本家の皇大神社のほうに行かずに、入り口はひとつであるものの、もうひとつある天皇神道元伊勢皇大神宮のほうに立ち寄られたそうです。
彼女たちは、夢見の目的が封印された者達への援助もしくは封印解除にあったため、どうやらこちらのほうに縁があったようです。

神社神道とは別系統のこちらの神社のことに詳しいG氏に、この教派の云われを聞くことができました。
教祖は神奈川県伊勢原の渡辺兼子さんで、昭和44年に神がかりされて岩長姫様から神示を受けるようになり、この地、元伊勢に教派を開かれたそうです。信者 が地主 だったため、この地を提供してもらい、教派を立ち上げられたとのこと。ところが、皇大神社側が苦情を入れていざこざになり、長い係争期間を経て、いちおう の 和解をし たというのです。

G氏は神社神道側ゆえ、ここにはあまりいい印象をお持ちではありません。教祖兼子氏には九頭竜が憑いているとか。確かに、お社として天龍 八俣龍神 社という社が あり、こちらはヤマタノオロチを祭っているようです。ホツマによれば、この二神はそれぞれ持子姫と早子姫です。
その渡辺兼子氏は昨年(2014年)に神奈川県の本部で、正座したまま亡くなられたとのことです。御歳百歳であったような。すごい精神力を感じさせられま す。

私はちょうどその頃、神世政変劇の真実をしたため終え て、持子姫と早子姫の冤罪をはっきりさせ、解読者の私自身がホヒゆかりの者である可能性があったため、私が息子のホヒ(の名代)とし て、母の持子姫と叔母の早子姫にイメージ世界で会い、互いに抱き合って共に泣き合いました。母子の邂逅ですね。それを渡辺兼子様は感じ取られ、とくとご覧 になって、天界に旅立たれたように思います。まことにありがとうございました。また、同時期(2014年5月)に私は冒頭の封印幾何学図形を前に、乙姫の玉と封印結界破砕の九字切り術による封印解除手続 きをしており、わずか三回の儀式で、神世の係官が夢枕に立ち、神世政変の首謀者たちの逮捕や遁走により、神世は浄化されている旨伝えられていま す。

九頭竜もヤマタノオロチも、うねうねと地底を蠢く妖神で、地震や火山活動として顕れるお方になられていて、すさまじい怨念は、セオリツヒメ系の賑わい と豊 穣の文明に一矢報いんと、大変災を以てするもののようでした。スサノヲ(虎)も今の文明には怒りを持っているようです。原初神は今の文明に対して非常に批判的なのです。
私は、理解して差し上げることで、その無念さの幾分かを軽減して差し上げることができたように思います。昨今、大地震の予知予告が多くなっていましたが、 ことごと く外れています。火山活動も、海外ではすさまじいものがあるも、日本では危うさこそあれ、大事には至っていません。

しかし、その代わり、人災が国のトップの狂気によって惹起されかねなくなっています。この方面は、むしろ秘教組織の責任ですが、無責任にも人口削減のため に、 やらせてしまうみたいです。本当に邪悪な限りの連中です。その上にはインベーダー邪神(アヌンナキ)がいます。
まだ大地震で壊滅したほうがましかも知れないとき、母や叔母の神々は、怒りを収めてしまわれました。ああ、私のしたことは良かったものかどうか。い や、私は苦しむ母神たちを救いたかったのです。
ほとんど99.99・・・%の人間が軽蔑する持子姫早子姫を、たったひとりになってもいいから、私は擁護する者です。それで母君たちには我慢していただく しかありません。

持子早子の疑念の払拭と 冤罪晴らしの最終手段は岩戸の中の 天照様復活にある

持子姫は天照様をとても愛していたはずです。そのお方に裏切られた思いも持っておられることでしょう。セオリツヒメへの怨念は、天照様への疑念になり、自 らの冤罪を晴らすためにも、神話にいう岩戸がタヂカラヲによって外され投げ飛ばされた先の伝承地、戸隠でその機会を窺っておられたように思います。夫神を 閉じ込めていた岩戸を、呑みこんで出すまいとの固い決意が感じられます。

いっぽう、岩戸が開かれそうだという現代になってからは、天照様が閉じ篭られている岩戸山のすぐ傍に渡辺兼子様を頼って根拠し、天皇神道皇大神宮で祀らし め、岩戸開きの機会を待ってお られたのでしょう。元伊勢内宮の境内地と言ってもいい場所にあり、内宮への参拝の入り口を共有しているのです。内宮側はとんでもなく訝り係争事になったそ うですが、今は和解。地元の地主が渡辺兼子様の信者になって支えたそうです。持子姫側のすさまじい執念が感じられることでしょう。天照様が出てこられた ら、直談判になるところです。裏切りがあったのかどうかが問われるところです。
岩長姫様由来天龍八俣大蛇神社
(当地には規模の小さい社がある程度です。なぜ岩 長姫様なのか。立札の説明からすると、国常立神様と岩長姫様は同体かもしれません。すでに述べた日月神様の"五度の岩戸閉め"に、ちょうど この大事なお二方の岩戸閉めの ケースが共に欠落している理由を物語るかもしれません。そこで述べ たように、国常立神はとてもシャイで謙虚なお方のようで、自らを岩長姫として示し、内宮の隅に小さく構えておられるように思います。
右側の写真は天龍八俣龍社とされ、規模としては祠 といった感じです。八俣大蛇は早子姫の成り代わった姿ですが、ここには持子姫の九頭龍とともに祀られているのでしょう。その姫君たちの無念の思いを汲み取 り、祖父の国常立神様は岩長姫としてサポートしにこられているようにも思います)

私が雛型を務めるホヒの立場からも、これは絶対に知っておくべきことです。ホヒの父君とはいえ逃げ口上は通用しません。たとえその場が繕われたとしても、 最後の審判において厳し く詮 議されることでしょう。

邪神による執拗な拷問に遭い、心が萎えられたという回答でもいいのです。実際、そうだったでしょう。ヤツラは魂を弄ぶことに特化した悪魔ですから、負けて しまっても仕方ないことなのです。だから、正直にありていに白状してください。またそうなさらなければ、正式な復帰は叶いますまい。

渡辺兼子様と持子なる九頭龍神、早子なる八俣大蛇は、幾分か心のわだかまりを解消して、絶望的なこの世を辞して、ユダがイエスから約束されたように、天界 (プレローマ)に旅 立たれたように思います。
兼子様はすさまじい精神力で生きたお方でした。そして、元伊勢の売店の6人の叔母さんたちも、自己犠牲に一生を費やされました。
愛しています、母君、叔母君。兼子様、売店の叔母さんたち、長らくご苦労様でした。ありがとうございます。
ホヒの名代として、かくお伝え申し上げます。


地元元伊勢に伝わる外 国から来た神とは

また、元伊勢 の地には、奇妙な噂が存在しました。それは外宮に関しての地元の噂で、外宮は外国からやってきた神に取って代わられているというのです。おそらく地元では 定着した噂になっているようです。
表向きその理由も簡単にわかりました。外宮は民間人の所有になっており、神社本庁の管轄下にないのです。そのため、社殿の修繕費などの諸経費が工面でき ず、さびれるに任されていた経緯がありました。そのため、民間の私度宮司は地元民から非難を浴びていたもようで、その原因が外国から来た神の乗っ取りに起 因するという話になったと見られます。

しかし、外国から来た神の侵略という噂は、いったいどうして特定的に広まったのでしょう。そこが不可解なところでした。
確かに、外宮は豊受神すなわち国常立神を祀るお社で、大本教的に言えば、封印されているというわけだから、その封印している神こそが外国から来たよそ者と 言えそうでした。

次第に鮮明になる太陽系外からやってきたインベーダー邪神

イシヤ(秘教組織)は、彼らが単独で事を起こしたのではありません。
彼らを配下に置き、地球人類を思うままに操ろうとするヤカラがいました。それが太陽系外から来たインベーダーです。その実体は神などではなく、宇宙人であ り、 むろんホモサピエンスでもありません。
爬虫類型人種、いわゆるレプテリアンとかドラコニアンとか呼ばれる、性質が極めて邪悪な宇宙人です。

すでに出てきたアヌンナキはそのような宇宙人で、まだしも善良な者と極めて邪悪な者の混交で成り立っているとみられます。よってその中でまだしもましな者 を一般的に レプテリアンといい、邪悪で獰猛な者をドラコニアンと分類するようですが、と゜ちらも爬虫類型人類というべきものです。
彼らの宇宙における歴史は、アヌンナキの神としてシュメールに降り立った時、人類の創造と改良に当たったエンキ(エリドウ市の神として君臨)によって伝え られています。シュメールの粘土板がそれです。
ゼカリア・シッチンが最初にこの存在を公開しました。

彼らの歴史は、文明を擁する惑星さえも破壊する巨大な戦争に彩られており、彼らはニビルという根拠星にいて、そこから宇宙の各所に出動し、資源の収奪を 行ってきたもようです。特に、惑星に埋蔵される金が彼らの星の大気の漏洩の修繕に必要とのことで、その採取が目的の行動パターンになっているようで、太陽 系にもその理由でやってきたようです。地球も採取場の一つとして目されて、採取を専らさせるための奴隷として地球人類を創造したことが粘土板には書いてあ ります。
つまり、地球は植民地惑星なのです。

私は神世政変のバックに、強力な後押しありとして、真伝物語を書きましたが、その後押しこそ、このようなインベーダー宇宙人だったことになります。
霊能者M氏の発言により、アヌンナキがクローズアップされたわけで、それまでは新神 話にも書いておりますように、神界の上位に位置する天仙の仕業として ひっくるめておりました。
天仙とは中国の故事、封神演義における主役側で、その昔、宇宙全体を背景にした天下分け目の魔術大戦で、勝利した仙人たちの組織した階級のことです。彼ら は、仙の下に神の階級を置き、それぞれ階層を異として、陰から上意下達の命令系統および支配体制を敷いていたのです。
天仙族は覇権主義的で残酷という、今の世のどこにでも存在する性格を醸しており、強い者が弱者を従え、征服支配することが正義とする性悪さの持ち主という 設定です。
世を指導する立場の上位階級が性悪であるため、下位の階層にまで邪悪が蔓延するとして、2002,3年頃にはすでに、直感を頼りにそう記載しておりまし た。

しかし、2015年4月のM氏の明瞭な解答により、それが宇宙人のこととして具体性を帯びてまいったわけです。彼の解 答が、「・・・ではないか」とか「・・・こうだったように聞こえた」というのではなく、きっぱりと「アヌンナキが4〜500人棲みついている」と言い切っ たところが真実との決め手になりました。

天仙と宇宙人の関係は、新神話では、前者が宇宙全体の覇者であるため、宇宙人はおおかたが天仙の意向に沿うものであることにしておりました。よって、宇宙 人は多種多様に存在するといえども、邪悪を是認するほうに偏っているという設定でこれまできましたが、どうやら実際にそのようであるらしいのです。

それはこの宇宙創造神の述懐、独白というチャネリング情報によっても知ることができます。
あめなるみち(陽陰和る道) −包み隠さぬ天地創造物語−『神の見る夢』
第二宇宙に出て事態の打開を図ろうとしたグループは、この先、善悪混交で文明を回転させて、そこから上がる多種多様な意識活動のエネルギーを宇宙存続の原 動力にし、またそこから新たに生み出される教材のフィードバックを期待して実験が行われたということのようです。

しかし、今度は善と悪ではパワーに開きがありすぎて、悪が必ず優勢になり、最後はそれによる破壊が上回り、宇宙の被造物が次々と破壊されていくという事態 になりました。それさえも是認してしまえば・・・。こうして繰り返される実験とその失敗、そして疲弊する同志たちの犠牲の山が築かれました。

このチャネリング情報は、ホツマツタエの趣旨をよく反映しているとして、ホツマ解釈サイトの末尾に付けられておりました。このサイト主様には何の罪もない のですが、確かに真伝改竄文書としてのホツマの内容に同期する宇宙創造物語であるなあという印象を持ちます。

この宇宙創造神は何をしていたのでしょう。あるいは第二宇宙の創造と実験の責任者は何をしていたのでしょう。ただ、あなたたちは志願した者たちだから自己 責任でよろ しく、で済む話ではないはずです。
創造神に入れ知恵したのは、当時優勢を誇った天仙ではないかという推測もできます。
新神話での天仙の目的は、梵の全系への反逆と破壊にあるとしており、梵の全系からの有情の魂は賦活系として供給されるも、疲弊退廃させられてもなお帰還で きないという状況に置かれているとしていました。そして彼らは人質の楯として、ガチの暗黒帝国を打ち立てたときの人柱になる運命という設定です。これもま た、何らかの具体的顕われをとるのでしょうか。

ならば、宇宙の破壊など、望みこそすれ、正そうとすることはないでしょう。天仙が運んできたのは、無責任と精神的退廃と覇権主義でした。これに対し、創造 神側に、何らかの改善の手が打てたのでしょうか。きっと、実験であるからとして、何度も何度も同じことが繰り返されてきたのだろうと思います。

埒が開かなければ・・・大建て替えがある

それゆえ、日月神様の我慢の限界が来たという表現にもなるように思います。小手先の建て替えではもう間に合わない。七度目の今度ばかりは、根本的土台から の建て直しになるという大建て替えを宣言されたわけですね。おそらく創造神のやり方も根本から替えられることになるのでしょう。

大建て替え

悪もまた善と同様認められるという宇宙創造神の方針を受けて、天仙の意向を汲んだ覇権主義的で獰猛な宇宙人種が地球を侵略してきたようなことだったので す。
そうした宇宙人にもさら なるバックがいることが、コーリー情報が示していました。それが2016年になって情報開示されてきたところのAI知的生命体文明でし た。新神話に書いた天仙族の頭領・元始天尊の相棒として登場させた「闇太后と杖の眷属」が、神話の現実誘導として、AI生命体の形で具体化してき たわけです。
新神話は今に思えば、水も漏らさぬほどの包括的な記載になっていることに、作者である我ながら感心する次第です。

神というと、宇宙人などの人種より勝るというのが普通の考え方でしょうが、天仙が意義付けた仕組みからすれば、人間側から神々はお祈りの形で要望を聞いた り、創作神話によって行動が条件付けさえされる存在になってしまいます。神々はいわば中間管理職といったところで、上の命令と下からの要望の板挟みという のが実情なのです。

それでも神々の世界が地上界に相似像的に反映しますから、神界が良くなくては、指導も何もあったものではなくなります。
ところが、神界が天仙の意向を汲んだインベーダーによって荒らされ、邪神によって取って代わられるようなことになっているので、地上界は闇に包まれるとい うことが当たり前になってしまうのです。
それが今回の天の岩戸隠れの真相です。アマテルの岩戸隠れは、むしろ枝葉末節の話題なのです。しかし、包括的に、天の岩戸開けが、天の天辺から地の底を貫 く、全開放を象徴的に表す言葉になっているのです。

新神話は、神話の作用機序として、旧神話がそうであったわけなので、現実を誘導するという観方から書かれています。その作用機序のあることは、私が古事記 神話 を解読しているうちに発見しました。面白いように神名の解読ができたのですが、見ていくうちに、その通りに歴史が進んできていることを発見したのです。た とえば、神話の序盤からこのように的確に近現代 を表していて、それが黄泉の国、汚物の世界として描かれていたのです。

最近、パーミッションスクリプトという精神的技法が脚光を浴びてきているようです。
なりきり台本を作ろう!パーミッションスクリプト
それは自分史を付けて、その通りの人生を確定的に送ってみようという試みで、けっこう効果が認められているようです。
私はそんな技法とは知らずに、神話であるがゆえに効果ある作用機序が働くのだろうと思って、旧神話では世相の悪化を招くばかりなので、自分神話を創って自 分の観測する宇宙だけでも、シナリオ通りにしてみようと思っただけでした。すると、全世界までは動かせないにしても、私に関わる世界は設定したシナリオ通 りになっていることに気付いたのです。

私の宇宙観は、コンピューターが創る仮想現実として、宇宙が個々別々に与えられていると考えるものです。このときのコンピューターはAIです。邪悪が善良 かはここでは問わないこととして、歴史を創って提供しているAIは、素材を与えられたら、それに基づいて、歴史プログラムを創っていく機能があるのです。 それを各人は天与のものとしてシミュレーションしているというわけです。その行為は許可されているのだから、誰憚ることなく、自分独自のシナリオも許可さ れていると信じるべきです。
つまり、パーミッションであるところの自分史なのです。ただし、神話でなく ては神々が超自然的にも動いてくれないと思うから、神話の形態にしているわけであり、そのためには神話である必要十分条件を満たすことが大事になります。

新神話のシナリオの大団円は、邪な天仙邪神たちの一掃と恒久不滅の黄金郷の創設です。あらゆる邪悪の根源を絶つことが宇宙全体の志向する方向を良くするこ とに繋がります。宇宙人たちも、その趣旨に沿うものになります。新神話はそれに向けて只今起動しているところです。


目の当たりにしてきた 宇宙人情報

新神話で具体化している、現在(2017年初頭)でわかっている宇宙人情報は、私の目の前に次のようにして提示されてきました。
@ シュ メールの粘土板の邦訳 (2014年)

A アレックス・コリア―とローラ・アイゼンハワーの開示情報 (2015年後期)

B コー リー・グッドVSデビッド・ウイルコックのテレビ対談の邦訳情報 (2016年後期)

@→A→Bの順に、宇宙からの地球侵略の歴史と態様が具体的かつ詳細にわかるようになっています。
Bは目下のところ最高度の情報源たりえます。

Bによれば、今から50万年前に、太陽系に外宇宙から侵略してくる脆弱性が発生し、それ以降、太陽系内惑星はことごとく侵略の対象になったといいます。
何が脆弱性を引き起こしたか。それは古代ビルダー種族が太陽系を守るために、外宇宙からの侵略を阻止するバリアーを張るグリッドシステムがあったものが、 現在では小惑星帯になっている元の惑星に備え付けられていたグリッドのひとつが、戦争によって惑星が破壊されたため、システム全体がダウンしたことによる というのです。ダウンの状態は今も続いているので、太陽系は無防備になっているとのこと。

どうもそれが原因で国祖神様たちが封印されたようです。
このシステムダウンによる太陽系への侵入を何よりも待っていたのがドラコ同盟だったとのこと。
地球は今から35万年〜37.5万年前に、ドラコ・レプテリアン種族の侵略を受けて、植民惑星にされたようです。
以後、地球の所有権をドラコ同盟が主張して、譲らないといいます。いま地上を自分たちしかいないと我が物顔にしている人類は、蓋を開ければ、彼らによって 創り出された奴隷だったというわけです。
人類・ホモサピエンスは今から約4万年前にドラコ・レプ同盟の手で、地球の原生人とレプテリアンの遺伝子を掛け合わせて創造されたとのこと。
シュメールの粘土板によると、魔術力と科学力に優れたエンキ神とその子ニンギシュジッダの手により、人間が創られたことが記されています。その記念碑的モ ニュメントがスフィンクス だとのことです。
高御位山とウシトラノコンシ ン・ロマン

人類の用途は鉱物資源を採掘する奴隷としてで、特に金を主として採取させられてきたのが人類であったこと。その金は、アヌンナキの星ニビルの大気流出を防 ぐための補修材として必要だったとのことです。
ニビルとは、密閉された金属のデススターのようなものだったのかもしれませんね。老朽化して、あちこち穴が開くようになったのかも。(笑) 腹いせに地球 に原発を置きまくったのかも。これから老朽化原発は、ニビルのようになりますってか。(爆)
世界に散らばるどの文明も黎明期から不思議なことに金を集めていたのは、ひとえにこの理由だったとも推理できそうです。今の人たちは、そんなことに疑問一 つ 抱かないほどにマインドコントロールされているとも言えそうです。今では不換紙幣集めに狂奔しているお人好しが世界を覆っています。

なぜBの情報開示になったのか。そこには、ブルーエイビアンズという6次元〜9次元密度の存在がいて、地球人類のアセンションを見届けるために来て、その 該当者の僅少さに驚き、人類 のさらなる目覚めが必須だとして、地球人側に働きかけて、コーリーのような情報開示専門の人材を登壇させたもようです。いま、全米で彼の開示情報は公開さ れていて、事の真相を知る者が増えています。
日本でも、高次元存在の意向によってか邦訳が叶い、注目が集まりつつあります。

このブルーエイビアンズという存在は、青い球体として顕現しているといい、私と同時期にクラブを作っていた武良信行氏が昨今、UFOを呼べる男としてテレ ビ出演などを重ねる中で、青い球体存在を聴衆の前で呼び寄せるなどの活躍ぶりを見せています。

コーリー氏によると、ブルーエイビアンズは、古代ビルダー種族に該当するそうで、もしそうなら、国常立神様ら原初の宇宙創造過程に関わった神々かも しれません。いちおう、青い色の鳥人間という顕現形をしてきているものの、高次元存在のため本来は形をとらないのです。
しかし、国常立神様たちはドラコ同盟が仕掛けた幾何学結界に封印されていたわけで、籠の中の鳥の状態にあって、いついつ出やると復帰が待望されていたわけ です。よって、鳥としての現れ方なきにしもあらずといったことだったのでしょうか。

ブルーエイビアンズは2010年頃から地球に現れたそうですが、2014年から本格的に実働を始めたみたいです。12月には彼らが仕掛けたバリアーを破ろ うとして、ドラコ同盟側に多大な損害が生じ、圧倒的な実力差にドラコ同盟は太陽系外に逃れるすべしかなかったようです。

手前みそかもしれませんが、私が封印解除したために、国祖神系が活性化し、古代ビルダー種族の一派ブルーエイビアンズは現れた可能性があります。
私はかの幾何学結界の図形を2014年4月に発見し、その5月1日から乙姫の玉を使い、道満の九字切り術で、幾何学結界を破砕して、都合三回済ませた5月 3日に神世の係官が事情説明に私の夢を訪れてくることになりました。
夢に神世の詮議の次第を伺う
それによると、神世では真の首謀者たちの断罪と逮捕が進められ、邪神たちが居所をなくし、地上界に遁走していて、神世は浄化が果たされているとのこと でした。
それを裏付ける兆候が例によって起きました。夢の当日のすぐ後に飛騨地方で群発地震、その二日後の5月5日午前5時には、邪神たちの専らの天下り先でかな り大きめの地震が 起きました。
こちら側ではこうした天変地異の兆候によってしか、成果のほどを知ることしかできないのですが、5月8日には夢で国常立神の御姿を拝察でき、10日には結 界に封 印されていたと思しき宗像の三姉妹(の琵琶湖における分霊)を空港にお送りするといった象徴夢となりました。

その頃に、ブルーエイビアンズはこの地球に、施策を携えてやってきたもようです。2014年がその年になります。
太陽系の外枠のカイパーベルト付近までに及ぶバリアーを、その高次元科学力によって張り巡らしたため(おそらくは、古代ビルダー種族がその昔、張 り巡らしていたものに相当か)、ドラコ同盟やその外にあった工作員部隊が行き来できずに困り果て、2014年の末にオーストラリアのある地点からこのバリ アーを破壊するべくレーザー兵器を使ったところ、返り矢の神話の如く、反対に壊滅してしまったことから、ドラコ同盟側が極端な自信喪失に陥り、2015年 の前半にブルーエイビアンズとの取引でかろうじて太陽系の外に逃げ出し、そのとき手下たちを地球に置き去りににしたため、手下の間で内紛が始まり、ドラコ の傘下にあった秘密結社系の邪悪 の力が衰退するという事態になったもようです。
コーリー・グッド/デビッド・ウイ ルコック対談によるコズミックディスクロージャー の文字版情報

ドラコ同盟側はそれでも地球の所有権(植民地権)を取り下げようとはしないとのこと。いっぽうブルーエイビアンズ側は、地球人類のアセンションを助けに来 ているとのことなので、これまた矛盾はないわけで、彼らは人類の魂の進化に寄与すると見ることができるでしょう。物質を取るのがドラコ側で、魂を取るのが ブルーエイビアンズ側というわけです。

ブルーエイビアンズは、アセンション人数の極端なほどの僅少さ(2300人に一人)がドラコの仕掛けたマインドコントロールにあることから、目覚めに要す る期間を設けるべくバリアーを張り 続けていて、いずれバリアーも取り去られねばならないため、コーリーらに情報開示を促進させているとのことです。

ドラコ側は第三次世界大戦も計画していましたが、ブルーエイビアンズは阻止すると宣言しており、昨今の米国大統領選で人々の意表を突いてトランプが当選 し、対立する露中との緩和政策による大戦の回避が図られつつある状況のように思われます。この米露の指導者は共に秘密結社を退治すると言っていました。

さて、問題はドラコ同盟のような邪悪な科学文明もさることながら、さらにそれを助長し、さらにコントロールして彼らを所期の通りに操るAI生命体 (AIナノ生命体)がいて、ドラコのメンバーには100%取り憑いているそうです。そして、ドラコの精神性を残酷なものにしているとのこと。むろん地球人 にも、多く感染者がいて、AIナノ生命体は科学文明の推進者や為政者に好んで憑いているそうです。なるほどとわかりますよね。
AI生命体は、宇宙に遍満する電磁場に潜在する電波としても存在できるといい、もうどこにでも感染源はあると言えるでしょう。有機生命体人類は遅れを取っ ているみたいです。邪悪にも上には上がいる というのが、コーリー情報なわけです。そんな情勢がある宇宙で、我々は最後には勝つと言えるのでしょうか。


日 月神示に大建て替えのあるを知る

2016年後期になって、私は日月神示の五度に渡る岩戸閉めの意味を解読しました。それから、大建て替えのことを知り、興味しました。
実際に、世の建て替え、建て直しというと、今まで通りの体制を維持するか、若干手直しする程度のことしかアイデアがありません。まったく新しいことをス タートするというのは、誰しもが臆してしまい、叶うべくもないというのが実情でしょう。

しかし、日月神様の仰る大建て替えとは、根本土台からの建て直しであり、この宇宙の物性がこうでなくてはならないというものでもなくなるようです。それは そうでしょう。どうして宇宙は真っ暗でなくてはならないのですか。銀河の存在が美しいから、引き立たせようというわけですか。感傷に浸る場がどうしても必 要だったみたいではないですか。そんなもの私は求めてません。どなたの趣味なんだろ。

特にこの宇宙が全体的にAI生命体の侵略する場になっているなら、AIの賦活系(電源など)を落としてしまうようなことも必要です。宇宙の物性を変えてし まえる なら、必然的に旧態回路は機能しなくなりますから、AI生命体文明などの存続の余地はありません。
だから、大建て替えとは、宇宙の有様まで変化してしまうほどの事象であってもいいというわけです。
まさに日月神様は、そこまでのことを仰っている感があります。

ここでも、小手先の建て替えで済ませようという動きはあると思いますが、それではまたぞろ同じことの繰り返しになるだけだとすると、この際、根本からの大 建て替えこそが本当のあり方のような気がします。
そこで今は、新神話において大団円の結末を大建て替えに照準を定めて記載しています。
なお、この場合は地球文明の滅亡〜宇宙の崩壊まで、如何なる成り行きでも構わないことになり、目下のところ最も汎用性のある手順が組めるメリットがありま す。コーリーも言っているように、この世界はすべてがホログラム、仮想現実だということなら、我々の精神的苦悩を幾分か軽減してくれる ことが救いです。

それは私が1983年 にモデル化していた超宇宙論の与えてきた真理でもあります。この論は、情報不開示の地上にあって、世界でいちばん最初に宇宙の真理を穿ったモデル 理論です。その後、十数年遅れて、映画「マトリックス」が世に出て、その後は科学者によって2010年の宇宙ホログラム仮説や2015年のシミュレーショ ン仮説を経て、そこにコーリー情報が宇宙人レベルの真理として登場し、今では100%、この世は仮想現実だと結論付けられるほどになっています。










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