古代日本謎の中東思想渡来考
2023年製電 子本
神世政変の真実

2014 年発見
国祖神・天照神封印構図
  2000年 〜 当HP
古代日本謎の中東思想渡来考
1995 年製 現在電子本

1990年ムー
古代日本を動かしたカバラ思想の謎

1983 年製 現在電子本
古事記と超古代史



西日本の基礎的幾何学図形
ヤタのカラス。
ヤタは非常に広大なという意味と、ヤ(たくさんの)タ(測量された土地)とした上で、
カラ(宇宙に視点を置いた)ス(図)という意味を内包するものと考えておりま す。
つまり、高空鳥瞰地図というしだいで、地図と写真を同時表示する衛星画像のよう なものに
なっているようなことかと思います。

上図はヤタガラスの俯瞰概観図を想定していますが、カラスの嘴にあたるカササ(笠沙) に始まり、
カラスの尾羽を、尾張という場所で示したものと解します。
尾張は現熱田神宮が当時は海の中であったことから、元熱田として名古屋市守 山区の
尾張戸神社位置を設定しています。
おはりへとは、尾を張ったときの外辺という意味です。
そして、尾張と終はり(終端)を掛けて示して、図形はここまでである旨、宣言して いると見られます。
また、カササはかささぎというカラス科の鳥を暗示します。
神武天皇の軍を導いたのは、黄金のヤタガラスという精巧地図だったと解釈すれば、
寓意の謎も解けるかも知れません。
 
は、 拙著の裏表紙でして、右上、太陽神の使い(三本足の烏)が、中東の地 を飛び立ち、
精密地図を日本にもたらしたことを示します。
三本足とは、三角測量術の意味か? 確かなことはわかりません。

なぜ中東か。
そこには古代世界で神聖視された「黄金比率」の粋を駆使した"五芒星形"と"菱 十字形"(ピラミッド幾何学と一致)
が存在しているからです。
しかも、幾何学図形の基礎には、緯度長(1緯度長は111km)が用いられていること が歴然としています。
つまり、地球の緒元を知っている何者かがいたことになります。
このような前例は、古代を辿るなら、オリエント以外に私は知りません。
精妙幾何学図形

著作権フリー写真より
左図菱型の上(下)部は大ピラミッドの側面幾
何学と相似します。
五芒星形、菱十字形ともに、黄金比率を採用
していることになります。
図中Ф=1.618 C=111km B=172km/2
生命の木照応図


W.バトラーによれば、カバラの修法で大事なのが
「中央柱の回流」の典礼儀式であるとされます。
それは「ケテル」に始まる縦のルートに霊的エネ
ルギーを巡らせる儀式です。

それに先立って行うのが、五芒星とカバラの十字
というシンボリックイメージを使う追儺の儀式とされ
ています。







目次





はじめに  

第一章 封印された地上絵


(1) 幾何学的に配置された古代祭祀霊場



九 州の直角二等辺三角形
畿 内の聖数比の直角三角形
祭 祀霊場の配置にみる距離規格
元 伊勢と出雲は二緯度長構図のカナメ
祭 祀霊場を布石した方法
エ ジプト起源の驚異的な天文知識


(2) 隠されていたカバラの祭祀曼陀羅



菱 十字形と五芒星形の判明
カ バラとは何か
浮 かび上がる畿内の生命の木の図式
畿 内の生命の木マンダラの効用
古 代地図「ヤタノカラス」


(3) 日本に来たユダヤの民



失 われた十支族を求めて
新 天地でのエルサレムの創造
エ ゼキエルの影響下の遺物、習俗
ユ ダヤ人渡来に関する諸論
カ バラ祭祀を担った天狗、先修験者  
第二章 古事記と超古代史


(1) シュメールの良識



シュ メール文明
古 代卓越文明をもたらしたもの


(2) オリエント知識の伝承



メ ソポタミアと日本神話の類 似
知 識存続の情報工学的手法
古 事記には何が書かれているか


(3) 古事記の科学知識



古 事記の伝える科学知識(宇 宙論)
古 事記の伝える科学知識(地質学)


(4) 失われた超文明



一つ前の時代の風俗、歴史の成 り行き
一 つ前の時代の終焉、超古代核戦争
超 古代ハルマゲドンの様相



(5) 大変災



汚 土脱出と大洪水
科 学力は自然の暴乱に勝る
天 体の衝突が招いた太陽消失


(6) 死からの再生



世 の建て直し(地球蘇生)と 今時代の開始
古 代の死と再生観
第三章 渡来前秘史


(1) 古代陰謀幻想



バ ベルの塔の事件とは
霊 的進化のための神の計画
神 の計画推進者の登場


(2) オリエント秘史



人 工的な神々
シュ メール文化とともに浸潤した神官 層
神 官に逆らった王とバビロンの末路
バ ビロンからの解放


(3) 東洋での展開



バ ビロニア的な古代日本
秦 への浸潤
日 本への流入と倭人の動き
第四章 カバラに誘われた日 本の古代史


(1) 日本最初の革命



古 代人の行動の原動力だった カバラ
神 武天皇東征の舞台裏
古 代日本は異邦人のるつぼ
物 部氏は秘教組織だったのか?
物 部氏の所作らしい遺物
大 和朝廷成立の経緯
日 継ぎの役割は大和に引き継がれた


(2) 贖われた秘儀成就



神 の計画成就にかける情熱
飛 鳥時代、古代政道はゆらいだ
大 化改新は古代政道の改革を意味する
ニ ニギ預言の成就
ユ ダヤ結集政策の顛末


(3) 寄道的雑考



歴 帝在位を推理する
卑 弥呼と大和朝廷の関係を推理する
日 の巫女の制度、鬼道とカバラ祭祀の 類似
鬼 道はカバラ祭祀の変化形
異 端の民を救った宗教改革者
酒 呑童子もカバラ行者
秦、 藤原と菅公の影にカバラ


(4) 最後の成就に向けて



歴 史を成就した古代皇室
第五章 現代への預言


(1) 預言書古事記はかく語りき



預 言は現代におよび
預 言の終結に向けて
空 白を埋める黙示録
預 言を超克するには
読 者に贈るメルヘン
あとがき

付録 選定地 と距離計算結果

参考 文献
伊弉諾 神宮の亀・いざなぎ君

(1995年著図書) 
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