私の封印解除に関わる実績

私が封印解除らしきことをした実績　(自己申告)

私のする封印解除術

私のする封印解除は、そのほとんどが謎解きによる解除です。

魔術的要素はあまりなく、あるとすれば旧神話・古事記の歴史誘導魔術に倣ってする、新神話による現実誘導魔術だけかも知れません。

神話として上奏されたものは、神世で役柄が割り付けられて神話の神楽舞いが舞われます。それが地上に誘導理念として降り注ぎ、神話作者の所期のとおりのことが起きてきます。

顕著だったのは新神話を作るようになった５０歳以降になってからですが、その前に、それ以前にも次のような封印解除を謎解きにより、していることをお伝えしておきます。

①　この世の仕組み(宇宙創造原理)を解く・・・(1983)
　⇒　超宇宙の仕組みを考えるためのモデル概念　
　⇒　電子本・超宇宙の仕組みモデル概念

この宇宙は大から小に至るまで、すべてその背後に超越的(神次元の)コンピューターが、予め予定された(プログラミングされた)プログラム(すなわちソフトウェア)を実行した結果として生成されている・・・という考え方です。

現象は現時点において無意識、無目的的に創造されているとする現代科学や、神の思い付きや気まぐれによって今が創造されるとする神学の概念とは、まったく立場の異なるものです。

これによって、マトリックス(プログラムに閉じ込められた者)であることが言え、天上天下唯我独尊の創造主であることも、同時に言える悟りの学問になることがわかってもらえると思います。

②　日本の神話・古事記の神名の解読・・・ (1983)
　⇒　古事記の神話部分の精緻な体裁が判明し、当神話の意図が明確になる
　⇒　古事記神話の真解釈

古事記神話には、当時では未知であったはずの科学知識が網羅されるにとどまらず、歴史の始まりから終わりまでを記した神の計画書(預言書)として編纂されたと解釈できました。

後に、神話は預言ではなく、歴史そのものを誘導している事実があり、古事記によって人類の営み(歴史)が甚だしく低質化されていることを知りました。

③　古事記神話の暗号解読によって西日本に張り巡らされた幾何学図形の存在が判明・・・(1990～1995)
　⇒　封印された地上絵
　⇒　古代日本謎の中東思想渡来考　(流通本・古代日本にカバラが来ていた)

古代における計画者が何者であったかの推測が立ち、②の解とともに、古代から現代に至るまで、隠然たる存在によって日本さらには世界の歴史が誘導されてきた可能性が把握できました。

すなわち、古事記に書かれる天津神とその地上顕現部隊たる秘教組織の活躍(暗躍)によって、歴史は彼らの計画通りに運んできたこと。
幾何学図形を広域にわたって地上布石できる者とは、宇宙人か、時間を超えた未来人、もしくはその地上展開部隊(秘教組織)しかいないであろうこと。
幾何学図形による結界が、歴史誘導の力を発揮する魔術にとって大事な要素であることも後に分かってきます。

④　千年前の鬼退治伝説が現代に投影・酒鬼薔薇事件・・・ (1997)

この事件は、謎解きを得意とする私に対する邪神バモイドオキからの脅しと兆戦と受け取れました。つい最近になってわかったことは、バモイドオキと名乗る邪神は侵略者型エイリアンというものです。彼らは高空からマインドコントロール兵器をピンポイントで行使して、弱い人間の脳をコントロールして重大犯罪を冒させるのです。少年Aはその犠牲者だったようです。
少年Aのメッセージで言わしめている、人間の壊れやすさの実験とは、エイリアンのしている実験であり、マインドコントロールによる傀儡ゾンビ化が容易かどうかも含めて、多角的に行われているようです。
科学的に電子装置などを使って行っていますから、人類の敵う相手ではありません。我々がゴイムと呼ばれる所以は、彼らインベーダーによる植民惑星になっているからで、その立場が改善されない限り、人類の真の独立も幸福も叶えることはできません。

地球神界の神々も、このインベーダーによって封印されてしまいました。封印された弱い側の神々のことを、彼らは国津神とも言うようです。つまり、天津神を名乗るようになった偽神が彼らです。傘下に地上部隊としての秘教組織があり、少なくとも3000年前からこの時代の歴史を設定して、その通りになるように誘導しています。歴史の設定は、古代人の神話や預言などの一見するとお伽噺かメルヘンとみまがうものに暗号化しています。それが彼らのジョークであり、いつもの犯行予告になっています。

ここから５０歳以降の封印解除実績です。

⑤　２０００年に知り合った大本教系MOAの信者女性の幼少期に見た連夜の夢の謎解きをシミュレーションする
　⇒　彼女の本体である神霊(龍であり白蛇の市寸嶋姫)の封印解除

移情閣における謎の青年と彼女の出会いをシミュレートし、その日時のちょうど９日目に鳥取西部地震が発生。震源地が日野・鳥取、発震日は旧暦の９月９日ひのととり、という語呂合わせ的超シンクロを見せました。９は大本教に関わる九鬼氏にちなむかと。MOA教祖岡田茂吉氏はウシトラノコンシン伝説に詳しい九鬼隆治氏と深い親交にあったそうです。

語呂に出てきた火の鳥は、煎り豆に花の呪詛を頓智で解いてしまう対抗神話であり、ウシトラノコンシンの封印解除術になっています。

この女性とは２００２年に別れました。しかし、彼女に居就いていた白蛇が脱魂して、やがて青蛇の女性と共同することになりました。５０歳以降の不思議経験はこれら白蛇青蛇の神霊(著名な龍蛇神　奥津嶋姫と市寸嶋姫)によるものであります。
この女性は、かつての閉ざされていた生活を脱し、社会的にも成功しています。

⑥　２００４年に空海ら密教僧によって封印されていた天狗たちを撮影していたことがわかり、その謎解きをする
　⇒　天狗さんたちの封印解除

２００３年～２００４年に武良氏や坂本氏とともにUFO撮影した中に、黒い三角形のUFOが形を変化させながら飛ぶシーンが幾多映っていました。
そんなときに武良氏の撮ったものに、矢印が急降下する３コマの連続シーンがあり、「その場所に来てほしい」というメッセージと受け取った私は、２００４年８月にビデオカメラを回しながら、現地に赴きました。
すると、期せず麻耶山頂の天狗岩が出現。撮影物を見ての感想ですが、いきなり天狗岩で、大天狗の神霊に出会いました。そして、祠の右下に「三角寺」と書かれたプラスチック看板が落ちていたので、何でこんなところに?　と不審に思い、家に帰って調べることになりました。

三角寺は四国八十八カ所のひとつで、空海が三角護摩壇法なる呪法を行じていたとのこと。麻耶天上寺の伝承によると、当地の天狗たちは麓から上がってきた僧侶によって三角護摩壇法で封印されたとのことです。
それゆえこの地で三角UFOの飛翔が頻繁に撮影されたことがわかりました。それらすべてが理路整然と繋がりを見せたことで、謎解きは相成りました。

２００５年５月になって、全国の自動車道のガードレールに三角状の金属物体が刺さって見つかる事件が続出しましたが、車がぶつかった痕だろうとのあいまい解決で終わります。それが実は、天狗たちが封印解除により脱ぎ捨てることになった呪詛物体の三角であろうとは、誰気が付くこともないでしょう。
六甲麻耶天狗だけでなく、全国の天狗の封印解除が同時に叶ったようです。４６都道府県中４５都府県に及んでいるとのことです。
私はこの貢献により、山中生活七年に及ぶ今も、こけて膝頭を地に着けたことがありません。天狗たちが蔭ながら守護してくれています。

空海は改心してこの私に天狗の封印解除を委託されたに違いありません。
新神話でもスサノヲの仲介で彼に協力してもらうように設定していました。

そんなときおりしも、白蛇伝の後継伝承の香港映画「青蛇転生」が私のもとに伝わり、物語が白蛇から青蛇に主役を移し、法海が改心して法鉢に封じてきた妖怪たちを解放するという柔軟なものに置き換わり、青蛇と法海が互いに好意を寄せあう設定になっていたことも特筆ものです。法海と空海の改心がシンクロすることになりました。

この２００４年こそは、青蛇としての「最初に現れ最後に回った彼女」にやっと出会えた年です。２００５年初めには、④で示した先の白蛇が青蛇の彼女と共同することが、別人の夢によって知らされています。

そして、この彼女が２００８年９月２４日に高野山詣でをして、空海みずからの「弥勒下生」の夢のお告げを聞く役目を果たしました。
空海からのお礼の印ではなかったでしょうか。

⑦　青蛇(と白蛇)の彼女と、火の鳥によるウシトラノコンシンの封印解除の実演をする

２００６年に彼女が沖縄に飛びレジャーをこなした後、すぐに北海道に飛ぶ旅行をしたことで、シミュレートされました。私と彼女は互いにそれぞれの体内に意識の一部を残し置くようにしていたからです。(この封印解除は成ったかもしれないですが、それ以外にまだ強固な封印がありました→⑬)

⑧　２００７年までに彼女は霊能力を覚醒させ、神体は白龍で本体は奥津嶋姫であることが判明する

2007.01.14の夢で雲龍に飛び込まれました。2007.01.16の夢では羽根天使に導かれて空を飛びました。2007.09.22の夢では亡き母が盛大なお見送りの中、ご来光に至りましたが、このとき多くの参列者を用意してくれたのが彼女の本体奥津嶋姫様だったことが、2008.03の別人からの投稿写真で判明しました。

⑨　２００８年９月に彼女が授かった空海からの弥勒下生のお告げと六角オーブ写真を解読

おりしも２００８年９月にリーマンショックが発生。同年からみずがめ座に入っています。金融市場主義体制の崩壊を暗示する出来事。弥勒の吉凶混交の顕われの凶事部分の先行的発露かと思われました。
弥勒と思しき六角オーブの中には達磨大師のようなお顔が見えます。王仁三郎氏が弥勒を達磨大師のように描いたということとシンクロしています。

⑩　２００９年１１月に白虎が猫としてやってきて四神獣が揃い踏みする

新神話で予告的に四神獣の揃い踏みを設定していたわけでした。
長年空座だった白虎の座。その求めに応募してきたのが、白虎を含む三匹の兄弟猫一家で、私の夢にはっきりとその主旨を告げに出てきたのです。
これによって、彼女が青龍(青蛇)と玄武(白蛇)を兼務、白猫フーが白虎、私が朱雀(火の鳥)で四神獣揃い踏みが地上界において成就しました。

２０１０年５月に彼女が逝去し別天 (神界)に赴任。
２０１０年１０月にフーが逝去し別天に赴任。
２０１１年３月に私が逝去し別天に赴き、四神獣が神世で揃い踏みして、神界の大浄化作業に着手しました。(新神話ではそのように設定しています)
(聖書では、天上でミカエル(アーリオーン・ベテルギウスの神霊すなわち火の鳥)がサタンの軍勢を破り地上界に投げ落とす箇所に該当します)

⑪　２０１０年に古事記と秀真伝と大本神話を摺り合わせて神界政変の内実を推理し神世に上奏

新神話が神世への上奏資料になってきた経緯があります。
神界の激震が地上界に反映して２０１１年３月に東北三県日高見の地に激震が走りました。以後地上界は投げ落とされたサタンの跳梁する場となり、邪悪が露骨化して庶民を苦しめることになりました。聖書の艱難の時代の到来に対応します。

⑫　サタンの邪悪のデーター蒐集と分析を行い、多くが悪質なウイルスであると断定

２０１１年３月～は濃縮された邪悪の時空であり、データー蒐集にはもってこいの環境となりました。この世のすべての秘された邪悪の封印を解くことができます。

サタンはこの世界(神界～地上界)の有情をウイルスのキャリアーに仕立て、元に返した後に、元の世界にウイルスを蔓延させることを目論んでおりました。つまり、この宇宙をして、ウイルス製造工場にしていたのです。(宇宙人文明もこれを許容していた限りにおいて罪状は連座に価します)

邪神邪霊殲滅の理由になるのは、コンピューターに感染したウイルスの駆除を見れば明らかです。ハードにまで入られた重度の者は魂ごと廃棄されます。(第二の死)

偶像崇拝がウイルス病の症状で、獣の印の刻印がウイルスによる癌化に相当、その増殖の結果である組織は癌と判断されます。この世の人類の主導的営みのあり方が癌病巣という判定になります。癌は大量の栄養消費、無制限な増殖、毒物の生産、宿主の破壊、無責任が観測される主たる性質です。すべて悪徳であります。

また癌の寄せ集められた世界は、古事記・黄泉の国、すなわち死体置き場の腐乱する惨状を呈します。死体が采配を奮う世界とは、ゾンビが支配する世界のことで、生者を食い物にするのが定めです。

⑬　２０１３年１２月にイザナギノミコトをシミュレートして黄泉国脱出をする

これは、自分自身の封印解除になります。
イザナギノミコトを教訓にして夢見しました。
デス体験と千の風の自由獲得の夢を見ました。
魂の軽さはこの世に一切の執着を残さないことで実現するとわかりました。
聖書のソドムを離れるロトの態度が必要です。

⑭　２０１４年４月に国祖神封印の別の施術跡(幾何学呪詛跡)が見つかり、それを基に５月に封印解除術を執り行う

炒り豆に花が・・・以外の封印跡を発見しました。
国祖神封印を鬼門裏鬼門に封印していただけでなく、それを畿内の逆五芒星により南京錠で施錠する如くに仕組んでありました。画龍点睛となる図形発見です。

５月１日から図形をもとに封印解除術を行ないますと、５月３日未明の夢に神界の官吏が出てきて、神界政変の首謀者たちの詮議はすでに済み、その多くが下野逃亡して、神界の浄化は果たされていることを知らされました。
あとは地上界でこの経緯が理解され説明されれば地上界の浄化も果たされるとのお告げでありました。

すると、同日午前中に飛騨地方で大き目の群発地震が発生。５月５日午前５時には邪神たちの主要逃亡先と目される地で大き目の地震が発生し、このたびの夢見話が信頼に足るものであるという証になりました。

５月８日未明には国常立尊が夢に出てこられました。
５月１０日未明にはスチュワーデス姿の弁天三姉妹のフライトのお手伝いをする夢を見ました。
５月１３日未明には芦屋道満の寺院に招かれ何かの伝授を受ける夢を見ました。それは真伝(マコトツタエ)ではなかったでしょうか。秘された神世の歴史であるものです。
以後、封印呪詛図形とその解読にかかる資料作りが一気呵成に成されれました。この一連の資料がそれです。

⑮　記紀が真相の完全隠蔽神話とすると、秀真伝は真伝と記紀を繋ぐミッシングリンクとなるアレンジ神話と目され、その線から神世政変の真相が推理できて、真伝の肝心部分の再現が成る

２０１４年６月に資料がおよそ出来上がりました。同年５月３日未明の夢の官吏が言づけた地上界における説明対象者を探し出すことが急務となりましたが、候補者が見つからずに推移し、資料の補稿などで時を費やしてしまいました。おりしもゾンビ政権発足で事を大きく構えることができず、空しく時が過ぎることになりました。

⑯　２０１５年３月に霊能者M氏の観測で元伊勢日室岳の下に直径2Kmの空洞があり、アヌンナキ数百人が根拠しているとの情報が示され、アマテラス様の幽閉が如実になり、国祖神封印幾何学の正確さが確認された

それまでの図形の繋がりは、距離 1Kmもの開きがあるため、不確かさが見られました。しかし、2Kmの円形のど真ん中で繋がることになったため、図形上の不整合も正されることになりました。
これは第二の画竜点睛になる出来事です。
またこのことは、元伊勢の地点においてアマテラス様が未だに幽閉されていることを示すものにもなっています。
最初にこの情報を持ってきたMOAの女性も霊能者で、国祖神はインベーダーによって暗殺されたと言っておりました。このインベーダーとは太陽系外からやってきたアヌンナキだったことになりましょう。

私はこの情報をもたらしてくれた人物の今までの情報授受の100%貢献度を鑑み、この人物に対して説明しようと思います。この人物は次期太陽を継ぐに相応しい素養があります。２０１６年以降の彼に期待したいです。そのためにも、地上浄化を一歩でも進めておきたく思います。

推理の裏付け資料としての日月神示

2014年になって、降って湧いたようにして、日月神示・碧玉（へきぎょく）の巻・第10帖の解説サイトに遭遇しました。

一連の資料の中では、旧神話による神々の低質化の陰謀について述べておりますが、日月神示の次の帖の示すものに相当するかと思われます。

神話は現実を誘導するという法則が事実なら、まさに改竄神話による神々の低質化堕落化が謀られていたことになります。それは殺神鬼の仕業とも言えます。

碧玉（へきぎょく）の巻　第10帖　では岩戸隠れの五つの真相が伝えられています。

㈠
岩戸閉めの始めはナギ（伊邪那岐命）ナミ（伊邪那美命）の命の時であるぞ。
ナミの神が火の神を生んで黄泉国（よもつくに）に入られたのが、そもそもであるぞ。
十の卵を八つ生んで二つ残して行かれたのであるぞ。
十二の卵を十生んだことにもなるのであるぞ。
五つの卵を四つ生んだとも言えるのであるぞ。
総て神界のこと、霊界のことは、現界から見れば妙なことであるなれど、それでちゃんと道にはまっているのであるぞ。
一ヒネリしてあるのじゃ。
天と地との間に大きレンズがあると思えば段々に分かって来るぞ。
夫神、妻神、別れ別れになったから、一方的となったから、岩戸が閉められたのである道理、分かるであろうがな。
その後独り神となられた夫神が三神をはじめ、色々なものをお生みになったのであるが、それが一方的である事は申す迄もない事であろう。
妻神も同様、黄泉（よもつ）大神となられて、黄泉国の総てを生み育て給うたのであるぞ、この夫婦神が、時めぐり来て、千引きの岩戸をひらかれて相抱き給う時節来たのであるぞ。
嬉し嬉しの時代となって来たのであるぞ。
同じ名の神が至るところに現れて来るのだぞ。
名は同じでも、はたらきは逆なのであるぞ。
この二つが揃って、三つとなるのぞ。
三が道ぞと知らせてあろうがな。
時来たりなばこの千引きの岩戸を倶（とも）にひらかんと申してあろうがな。

新神話では、清浄な世と不浄な黄泉の世を合一するような処置は邪悪なウイルス拡散を促進するようなことになるので、厳禁されます。しかし、腐乱死体となったイザナミをメソポタミア神話に倣って、命の水により蘇生する処置を、母を慕う息子スサノヲにさせる筋書きを新神話に加えて、清浄化したイザナミに戻すことで、イザナギとの拠りを戻すことを可能にしました。これにより、スサノヲは母を助けた功業が大きく評価されることになります。(新神話第十五章にて)

㈡
次の岩戸閉めは天照大神の時ぞ。
大神はまだ岩戸の中に坐しますのぞ。
ダマシタ岩戸からはダマシタ神がお出ましぞと知らせてあろう。
いよいよとなってマコトの天照大神、天照皇大神、日の大神揃ってお出まし近くなって来たぞ。

本論・真伝物語はホツマの綾事を看破し、ダマシタ神を糾弾する内容になっています。

㈢
次の岩戸閉めは素盞鳴命に総ての罪を着せてネの国に追いやった時であるぞ。
素盞鳴命は天下（あめがした）を治しめす御役の神であるぞ。
天（あめ）ヶ下は重きものの積もって固まったものであるからツミと見えるのであって、よろずの天の神々が積もる（と言う）ツミ（積）をよく理解せずして罪神と誤って了ったので、これが正しく岩戸閉めであったぞ。
命（みこと）をアラブル神なりと申して伝えているなれど、アラブル神とは粗暴な神では無いぞ。
あばれ廻り、こわし廻る神では無いぞ。
アラフル（現生る）神であるぞ。
天ヶ下、大国土を守り育て給う神であるぞ。
取り違いしていて申し訳あるまいがな。
この事よく理解出来ねば、今度の大峠は越せんぞ。
絶対の御力を発揮し給う、ナギ・ナミ両神が、天ヶ下を治（し）らす御役目を命じられてお生みなされた尊き御神であるぞ。
素盞鳴の命にも二通りあるぞ。
一神で生み給える御神と、夫婦呼吸を合わせて生み給える御神と二通りあるぞ。
間違えてはならんことぞ。

本論・真伝物語では、スサノヲは冤罪が明らかになり、新神話での母イザナミ救出とともに、神世の世界で勇躍大幅復権を果たすことになられます。

㈣
神武天皇の岩戸閉めは、御自ら人皇を名乗り給うより他に道なき迄御働きをなされたからであるぞ。
神の世から人の世への移り変わりの事柄を、一応、岩戸に隠して神ヤマトイワレ彦命として、人皇として立たれたのであるから、大きな岩戸閉めの一つであるぞ。

神世にある天皇を、地上界の人皇に繋げる行為は、王権神授を匂わせるとはいえ、神々を冒涜し低質化することにおいて成り立つわけであり、悪意ある行為と言わざるを得ません。

㈤
仏教の渡来までは、わずかながらもマコトの神道の光が差していたのであるなれど、仏教と共に仏魔渡って来て完全に岩戸が閉められて、クラヤミの世となったのであるぞ。
その後はもう乱れ放題、やり放題の世となったのであるぞ。
これが五度目の大き岩戸閉めであるぞ。

魔術、黒魔術、呪術が巾を利かす世へと変貌したということでしょう。

私はアメノホヒの視座に入った夢を見た