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  • わが母の超常体験・・・超偉人伝説の人だった 

    私の母は2007年9月6日になくなりました。
    なくなった後から、私の夢の中にでてきた母はとても印 象的でした。それについては、私の夢見超常体験に書いてあります。その中身は、生前の母の実像をはるかに超えたものでした。


  • 母は男として生まれていれば、位人身を極めたはずの人だっ た

  • 小さくへりくだって生きた母は、伝説の大きな魂の持ち主でした。
    祖母が母をお腹に宿しているとき、夢のお告げで、毘沙門さんの二十日に子供が生まれるという夢 を見たといいます。

  • さらに母の生後まもなしに祖母の家にやってきた修験者が、開口一番、この家に赤子が生まれとるじゃろう、その子は男の子か女の子か?と語ったというので す。
    祖母は、よく見立てる行者さんだと思って、女の子だと返事して赤子を見せたといいます。
    すると修験者は、それは残念じゃった、もし男の子なら位人身を極めるはずだったに、と語ったといいます。
    うまいことを仰る行者さんだと、祖母は見料はおいくらですか、と聞いたそうです。すると、行者さんは、そんなもの要るわけなかろう、こんな尊い赤子を見せ ていただいて、ありがたいことじゃ、と去っていったそうです。
    さらに生後半年後くらいに、まったく別の修験者が家にやってきて、同じことを聞いたというのです。前と同じように祖母は小さな母を見せて女の子だと話しま すと、やはり同様に、もし男の子ならなあ、と残念がって去っていったというのです。ただ、終わりに、この子には中年までに畑仕事をさせたら早死にしてしま うから、それだけはさせてはならんぞ、とアドバイスしたそうです。

  • 母はそれゆえ、高齢者の仲間入りをするまでは野良仕事をしていませんでしたが、そろそろ中年すぎだろうという頃から、私など及びもつかないほどの畑の造作 に精を出していました。
    なくなる病気(心筋梗塞)を発症したのも、家の周りに作られた菜園の手入れをしていたときでした。しかし、82歳まで生きましたから、早死にには該当しな いでしょう。

  • ちょうどいま、NHKで"クローズアップ現代「ある少女の選択〜“延命”生と死のはざまで〜」"をやっています。
    その中で、少女がノートに"だって、天国はおつかれさんの場所でしょ"と書いて示しているのを見て、この見事なシンクロの具合から、母もおつかれさんの場 所に赴いたことを確信しました。






  • 母の超常体験・・・満6才のときに伝説上のUMAに接近遭遇

  • 高校の古典の授業ぐらいにしか出てこないUMAについてご存知だろうか。
    平安時代末期に、京都御所に夜な夜な出没して、当時の帝を悩ませていたという、鵺(ぬえ)という未確認生物である。
    当時の帝は、武勇を馳せた源氏の頭領源頼光に依頼し、頼光は鵺が紫宸殿に現れたところを退治したという。
    この鵺は、顔が猿で、胴体は狸、手足が虎、尻尾が蛇と伝説される霊獣とされている。
    ところが、母が遭遇したのは、顔が人間で、手足と背が虎、尻尾が蛇という、伝説ともやや違う大型の生き物だった。
    顔はどちらかというと、頬が張り、あごのえらの張った丸い顔の美しい人間のそれだったという。髪はちょうど肩まで垂れていて、エジプトのスフィンクス像に 似ていたという。
    詳細は
    鵺は鳴くなるをご覧ください。

  • スフィンクスは、エジプトでは人面獣身、メソポタミアやギリシャでもそのように呼ばれていて、人面獣身に加え羽根を持 つとして伝えられている。
    母が見たのは、猿面ではない。あくまでもスフィンクスタイプであるが、平安期に伝えた者が、あまりに奇妙な生き物ゆえに品格を落として表現したかも知れな い。なぜなら、人面の奇獣を殺したとなれば、祟りが恐れられたはずだから、伝承の上でも醜怪さを際立たせて、討つ側の正当性を主張しなくてはならなかった だろうからである。

  • かくして、古代にはキメラ生物としての鵺=スフィンクスがけっこういたのではなかろうか。それが近現代まで絶えずに生きていたとするなら。
    スフィンクスは、4000年前の昔、王族に珍重されていたとすれば。今から900年前ほどの平安時代に、やはり王族(皇室)に近づいて珍重されようとして いた可能性はある。
    では、なぜ母の前に姿を現したか。
    それは、母が男の子として生まれていたら、位人身を極めるというオーラを発していたとするなら、霊獣ならば修験者なみに見通すことはわけがなかったと思う のだ。
    しかし、母は半時間ほど泣き通して、女の子であることを露呈した。鵺は、修験者同様、残念がって去って行ったに違いない。
    修験者も鵺も、もしも母が男の子だったなら、おそらく自分たちが教育と守護に当たろうと考えていたのかもしれないと思ったりする。
    どこかで聞いたような話。ロムルスとレムスの伝説。そして、キリストが東方から来た三賢者の来訪を受けたという話に似ているように思ったことか。


  • 私には、この神話のような母の伝説が、まだ若い頃から、多世界解釈的なこの 世の見方を促進してくれたように思う。30才代で多世界解釈や超多次元解釈を織り込んだ「超宇宙の仕組みを考える ためのモデル概念」を構築し、日本サイ科学会で公開し てもらっている。

  • この後、1999年に映画マトリックスが、世界をあっと言わせた。
  • そしていま(2013年)、宇宙はホログラフィーではないかという研究と検証が世界でまじめになされつつある。
  • これらすべて、真面目な話だ。